医学部

産婦人科学

概要

産婦人科は女性の一生を取り扱う診療科であり、大きく産科と婦人科に分かれています。産科は妊娠管理・分娩を主として取り扱い、新生児科と協力の元未熟児や新生児管理も行っています。婦人科は思春期から更年期までを取り扱う領域で子宮頸癌/体癌、卵巣癌、絨毛癌などの手術、化学療法、放射線治療を扱う婦人科腫瘍領域と子宮筋腫や卵巣良性腫瘍に対する開腹、膣式、腹腔鏡、子宮鏡下手術や更年期障害などの女性医学領域に分かれています。産婦人科専門医は産婦人科専攻医3年次にほとんどの人が取得され、以後専門領域として周産期、婦人科腫瘍、女性医学、生殖内分泌領域を研修しております。現在周産期専門医4名、婦人科腫瘍専門医4名、女性医学専門医1名が在籍しています。東京女子医大の婦人科病棟は西病棟6F、母子センターはNICUを含めて西病棟3Fに分かれています。母子総合医療センターは今年30周年を迎え、女子医大の他のセンター(糖尿病/膠原病/循環器)の協力の元、様々な合併症妊婦さんの管理で日本をリードしている病院です。婦人科では悪性腫瘍の患者が半数以上を占め、画像診断や病期に適した治療法の設定、子宮鏡下手術や腹腔鏡下手術など低侵襲手術も多数行っています。

教育内容

婦人科では婦人科腫瘍並びに婦人科良性疾患(子宮筋腫や卵巣嚢腫)の診断・治療法の選択を画像カンファレンスや病棟業務の中で習得することが可能となります。また悪性腫瘍に対する開腹手術や良性腫瘍に対する腹腔鏡手術など低侵襲手術も後期研修3-4年生を中心に術者/アシスタントをやっていただいております。産科では総合周産期センターの特徴を生かし、様々な合併症を持った患者の妊娠・分娩管理を習得することが可能です。産婦人科専攻医3年目には産婦人科専門医を受験、専門医取得後周産期、婦人科腫瘍、女性医学、生殖内分泌領域のスペシャリティーとなる研修を開始しています。
 

研究内容

医学研究には臨床研究(人を対象として行われる研究)と基礎研究(人以外を対象として行われる研究)があり、臨床教室としては前者の重みが高いといえます。産科領域では各種合併症妊娠(糖尿病/腎疾患/循環器疾患)のcase series研究が行われ、婦人科では絨毛性腫瘍、子宮頸癌/体癌、卵巣癌のcase series研究が行われています。また遺伝子レベルで抗がん剤の有害事象や感受性を判定する研究や免疫療法なども試みられています。基礎研究ではTWINSや基礎教室と協力し、大学院生として研究していただいております。

スタッフ紹介

教授・講座主任
松井 英雄
専門領域
婦人科悪性腫瘍
の手術療法と
化学療法
殊に絨毛性腫瘍の
治療

教授
熊切 順
専門領域
婦人科内視鏡手術
生殖内分泌学

教授(兼務)
小川 正樹
専門領域
産婦人科学
周産期医学
出生前診断
遺伝カウンセリング

准教授
橋本 和法
専門領域
婦人科腫瘍学
女性医学

准教授
中林 章
専門領域
生殖
遺伝
内視鏡手術

大学院

大学院は後期研修(産婦人科専攻医)のいかなる時期からも開始することが可能です。現在大学院には3名の医師が在籍し、1名は本年4月に卒業予定です。

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