医学部

卒業生のコメント

解剖学(神経分子形態学分野) 本多祥子

「やりたいこと」を貫き通すロールモデルが大勢いるほか
卒業後もキャリア形成のサポートが得られます


私は1992年に本学を卒業しました。母は東京女子医専を卒業し、開業医として生涯をかけて地域医療に貢献した人でした。外科医であった父も、母をサポートしながら私を育ててくれました。私自身が母と同じ女子医大を選んだ理由として、母の同級生や先輩後輩の繋がりがとても強いと感じたこと、医療に繋がる研究がしたかったこと、さらに、もし臨床医になるとしたら外科系に進みたかったことがあります。本学では外科系を含む様々な科、また医学研究の分野でも、多くの女性医師・研究者が活躍しています。この「女子医大ならでは」の環境に魅力を感じて飛び込み、卒後は脳を中心とした解剖学の研究活動と教育に従事しています。解剖実習を通じて毎年多くの学生の皆さんと関わり、先輩として接するうちに、女子医大に学ぶ者ならではの深い心の繋がりのようなものを感じるようになりました。みな学生時代は「医師になったら本気でやりたいこと」を探し求め、絶対実現するという気概を持って卒業していきます。そして生涯かけて「やりたいこと」を貫く卒業生を、同級生や先輩がいつでも心から応援しています。女子医大には「やりたいこと」を貫き通す大勢のロールモデルがいますし、学内の女性医療人キャリア形成センターは様々な側面からサポートしてくれます。私自身は2018年からこのセンターのダイバーシティ研究環境整備事業推進室長としても活動しています。女性医師・研究者を目指す皆様、一緒に「やりたいこと」を実現していきましょう。

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