大学院・研究施設

目的とポリシー

人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的

医学研究科博士課程の到達すべきゴールとして、その専門分野における独創的研究によって、従来の学術水準に新しい知見を加え、文化の進展に寄与するとともに、研究を指導する能力と哲学を養うこと、さらに臨床医学においては、新しい医療技術の開発および高度な専門技術を修得すること、また共同先端生命医科学においては新しい医療機器や医薬品の開発・評価のための医療レギュラトリーサイエンスを指導する能力を養うことを目指している。

アドミッション・ポリシー(入学受入方針)

本学で学修するものは、本学の建学の精神と大学の理念を理解し、本学医学研究科が設置する4年制の6つの専攻(形態学系、機能学系、社会医学系、先端生命医科学系、内科系、外科系)と、早稲田大学と共同で設置する3年制の共同先端生命医科学専攻の7つの専攻のいずれかで、大学院のカリキュラム・ポリシーに沿って学修し、ディプロマ・ポリシーを満たすことのできる医学士もしくは修士の学位、またはそれに相当する教育研究の経歴と業績が認定されたものです。

医学研究科が求める入学者像は

  1. 将来自立して教育研究を通じて社会に貢献する意欲を持つ人
  2. 専門的な国際コミュニケーションを行う基礎となる英語力を持つ人
  3. 専攻を希望する分野で探求する課題を持つ人

です。
入学志望者には、建学の精神と大学理念、研究テーマ、将来像について面接評価、および筆記試験による英語力評価が行われ、評価結果を総合して入学判定が行われます。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施の方針)

学生は専攻した領域の学修と研究、大学院共通の学修を通じて、それぞれの学修および研究計画に従って所定の期間にディプロマ・ポリシーを満たす学修を進めます。
4年制の医学研究科の6専攻では、自ら定めた課題を解明する科学的、倫理的に適正な先端的研究を計画、実施し論文として発表する過程を学び、社会に貢献する研究を行う力を修得します。第3学年では学位論文のための研究に関して公開で中間発表を行い評価とフィードバックを受けます。科学的視野をさらに広げ、主分野を補うための選択分野と大学院共通カリキュラムなどを履修し、至誠と愛の精神をもって社会に貢献する研究を行う能力および研究者・教育者を育成する能力を修得します。修了の要件として、基礎系の4専攻は合計30単位以上、臨床系の2専攻は合計32単位以上を修得する必要があります。
3年制の共同先端生命医科学専攻においては、医療レギュラトリーサイエンス、生命・医療倫理、生物統計、臨床研究、イノベーション先端医療、等に関する臨床医学の講義、実習、と演習、実習、体験見学を通じて学修し、実践と先導ができる能力を修得します。さらに自ら定めたレギュラトリーサイエンスに関わる課題について、研究を計画、実践し、博士論文として公表し、科学的、倫理的に適正な研究を計画、実施、発表する能力を獲得し、社会に貢献する研究を進める能力を開発します。修了の要件として、合計30単位以上を修得する必要があります。
評価は科目毎に、観察評価、面接評価、学修報告書(レポート)評価により行われ、単位が認定されます。学位研究については、研究過程は年度毎の進捗報告、中間発表により評価され、研究成果は学位論文の審査により評価されます。学位論文は研究科委員会で審査し、学位授与に適合する成果を上げていることを評価します。 

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)

医学及び医療の発展を先導および指導できる高度の研究能力と専攻分野の深い学識を身に体したものに学位を授与します。医学研究科博士課程においては、所定の単位を修得し、自身の研究成果の論文が審査で認証され、以下に示す成果を達成したと認められる者に、4年制の医学研究科の6専攻においては博士(医学)Ph.D.、3年制の共同先端生命医科学専攻においては博士(生命医科学)Ph.D.の学位が授与されます。

4年制の医学研究科の6専攻

  1. 大学の理念である至誠と愛の精神をもって社会に貢献する研究を行う能力を示す成果
  2. 科学的、倫理的に適正な先端的研究を計画、実施、発表する能力を示す成果
  3. 研究者・教育者を育成する能力を示す成果


学位を授与するまでの年限は医学研究科は4年としますが、所定の学修を修了し特に優れた研究成果を公表した者については、研究科委員会で審査の上1年早く授与することがあります。

3年制の共同先端生命医科学専攻

  1. 大学の理念である至誠と愛の精神をもって社会に貢献する研究を行う能力を示す成果
  2. 医療レギュラトリーサイエンスを実践、指導する能力を示す成果
  3. イノベーションを起こし定着させる能力を示す成果

アセスメントポリシー

入学時にはアドミッション・ポリシーを満たす人材か、在学中はカリキュラム・ポリシーに則って学修が進められているか、卒業時はディプロマ・ポリシーを満たす人材となったかを以下の基準で評価します。

  入学時 在学中 卒業時
大学院医学研究科
(課程レベル)
入学試験
入学時調査
進級率・休学率・退学率・単位認定・レポート評価・研究計画書・研究指導状況報告書・中間発表会評価 学位授与率・修了率・学位論文のIF・就職率・学生調査・アンケート調査
大学院科目レベル 入学試験 単位認定・レポート評価・研究計画書・研究指導状況報告書・中間発表会評価

継続的に形成的評価を行い、学生への指導に使用します。また、その結果の学修成果(達成度)を評価するために、決まった時期と数の総括的評価を実施します。これらの評価は、教学IR室での解析等によって評価そのものの事後評価を行い、信頼性と妥当性を最大化します。

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