大学院・研究施設

乳腺外科学分野

概要

乳腺外科は、1967(昭和42)年に開設された外科学講座を源流とし、2015年に旧第二外科学講座(一般外科)と内分泌外科との統合を経て、2021年に乳腺外科として独立し新たな体制となり今日に至ります。
乳がんは日本人女性においても罹患数第一位の疾患であり、今後も残念ながら増加の一途を辿り、20年後も第一位であることが予想されています。日本人女性の9に1人が生涯のうち罹患すると言われており、非常に身近な疾患となっています。 乳がんの画像診断・治療は日進月歩であり、非常にエキサイティングな領域です。
本大学院では、乳がんを主とした乳腺疾患の診断、治療(手術、薬物療法)に関する研究を専門分野とし、乳房再建、放射線療法、薬物療法、緩和医療、遺伝子診断などについても関連各科と共同研究を行っています。

研究可能テーマ

・乳がん患者における薬物代謝マーカーおよびがん関連遺伝子の研究
・乳がん患者における各種バイオマーカーの解析
・リキッドバイオプシの診断、治療への応用に関する研究
・乳癌診療における新たな診断技術の開発

スタッフ紹介

教授・基幹分野長 明石 定子
講師       野口 英一郎

医学研究科