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看護職生涯発達学

概要

博士後期課程の論文は、そのテーマにおける先見性や独自性が問われますが、これまでに7人が博士号を取得しております。現在も仕事を持ちながらの学生も含めて8名が、私との個人ゼミ、後期課程学生同士のDゼミ、あるいは修了生も共にしたオールDゼミの中で日々研鑽しております。これまでの修了生は、哲学的基盤に根差した質的研究に取り組みましたが、その過程は自身と向き合うことを余儀なくされ、自身の看護学への関与を問われ続ける厳しいものであったと思います。しかし、その過程で得られた確信もその後の研究者、教育者、実践家としてのキャリアに活かされております。看護職者の多様性やその本質を探究するこの領域に多くの方が来ていただけることを期待しております。
 

研究可能テーマ

看護職生涯発達学は、看護基礎教育に在る学生も含め、多様な場に在る看護職を支援することを目指しております。これまでは学士課程の学生、さまざまな場で仕事をする看護職、看護教員等を対象とした研究に取り組んでおりますが、これからはさらに多様な役割や状況にある看護職者への関心も深まり、新たなテーマでの取り組みが始まることを期待しております。

スタッフ紹介

・教授  佐藤 紀子

博士論文テーマ

・「いつもと違う」感覚で行為する看護実践に埋め込まれた知
・看護学の学士課程修了時の学生が語る「看護職としての『私』」
・看護師の実存から探る臨床看護の本質と、それを職業として生きる意味
・筋ジストロフィー病棟看護師の臨床状況に対する構えの構造
・臨床実習教育における看護教員のコンピテンシー
・外来看護師とともに行う「知」の探求
・手術室看護師が用いる看護技術の特徴とその修得に影響する要因