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解釈的精神看護学

概要

博士後期課程解釈的精神看護学では、看護現象にまつわる人間の経験を解釈的スタンスから探求する方法について学び、広く看護現象に関連した心の問題について自立して研究する能力を有した研究者を育成することを目指しています。
方法としては、解釈学的現象学に基づく方法、ナラティブ・アプローチ、ライフストーリー法、グラウンデッド・セオリー・アプローチ、エスノグラフィーを取り扱っています。
特に演習では、解釈的アプローチに基づく質的研究のデータ収集方法、分析/解釈の方法の基礎を習得し、看護研究に応用する方法について教授しています。

研究可能テーマ

これまでに指導した博士論文のテーマは幅広く、先天性心疾患を有する小児のボディイメージに関する研究、統合失調症患者の家族会に関する研究、精神保健福祉ボランティアに関する研究、Ⅱ型糖尿病患者の病いの意味に関する研究、児童期に虐待を受けた人々の経験に関する研究、拡張型心筋症患者の病いの意味に関する研究、精神科看護師のアイデンティティの形成に関する研究、精神障碍者のリカバリーに関する研究、東日本大震災で救助活動を行った自衛隊員のレジリエンスに関する研究などがあります。
 いずれも、看護が関わる人間の経験について、解釈的スタンスから探求した研究で、方法としては、解釈学的現象学に基づく方法、エスノグラフィー、エスノメソドロジー、グラウンデッドセオリーなどを用いています。

スタッフ紹介

・教授  田中 美恵子

博士論文テーマ

・精神障害者のリカバリーにおけるピアサポートの意味
・境界性パーソナリティ障害患者への看護をとおした精神科看護師の自己形成
・精神科看護師としてのアイデンティティ形成過程における保護室でのケア経験の意味