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実践看護学Ⅲ(老年看護学)

概要

老年看護学ではその人の生活文化を尊重し「その人の生き方を支える」エンドオブライフケアの達成に向けて、高齢者の自律性をささえ人生の統合という発達課題への援助を考える看護実践を探求します。老年看護学に必要な理論や概念を学び、時代や社会背景の変化を踏まえた未来の地域社会を見据え、生きかたの文化を創出する研究を進めていきます。
修論コースでは自身の看護実践を土台とした臨床疑問から研究疑問につなげ、看護実践の探求と検証を目指して、特定の現象を解明する看護研究の基礎的能力を修得します。CNS実践看護コースでは、高齢者の生活と医療を統合する看護実践を基盤に必要な理論と実践をつなげ卓越した高度実践能力を養います。実践と研究成果を融合し根拠ある実践による成果を可視化する方法を学修します。両コースともに、学ぶ仲間との相互学習と個々の主体的自律的な学習により、専門職看護実践におけるEBP(Evidence Based Practice)を創出していきます。

研究可能テーマ

高齢者の特性と地域性や暮らしの文化、価値観を踏まえた慢性疾患管理と病いとともに生きる高齢者の生活の質にかかわる研究:認知症、脳血管疾患、がん、神経難病、呼吸器疾患、循環器疾患、腎疾患、糖尿病等、1つないし複数り患している場合など
高齢者の継続看護にかかわる研究:退院支援・退院調整、外来看護、訪問看護、回復期、リハビリ期、特養・グループホーム、地域包括支援センターなど、多様な療養場における継続看護と移行にかかわる実践とその成果を解明する研究
高齢者のエンドオブライフケア、アドバンスケアプランニングなど意思表明支援に関する研究
高齢者の生きがいやWell-Beingに関する研究

スタッフ紹介

・教授  長江 弘子
・准教授 坂井 志麻
・講師  原沢 のぞみ
・助教  渡邉 賢治

学位論文テーマ主な実習施設

1)学位論文テーマ

○修士論文テーマ
・配偶者と死別したひとり暮らし男性高齢者の食を通した交流の意味
・認知症高齢者が一人暮らしを継続するための支援のありよう
・ケアスタッフとの相互作用がもたらす行動障害のある認知症高齢者の変化
・介護福祉施設における高齢者の車いす座位姿勢と下肢浮腫との関連
・高齢失語症者とともに生活する家族の知恵の形成プロセス
 
○課題研究論文テーマ

・急性期医療機関から独居高齢者が自宅退院するための退院調整看護師の援助
・介護支援専門員による在宅褥瘡保有者へのアセスメント内容とサービス調整の実態
・高齢者がリビングウィルを書くに至った過程
 

2)主な実習施設

・白十字訪問看護ステーション
・筑波メディカルセンター病院
・東京都健康長寿医療センター