診療科からのメッセージ

総合診療科

総合診療って?

来院した患者のニーズに合致した医療を提供します。
そのために、とても広い包括的な診療分野をカバーします。内科各科だけではなく、婦人科、整形外科、皮膚科、簡単な外科、その他多くの診療分野を対象とします。各科の高度先進医療を提供しないことが多いですが、日常的に病棟や外来、救急で遭遇するプライマリ・ケアの患者さんを診療します。特に内科系は、外来も救急も入院もまんべんなく対応します。しかも、エビデンスに基づいた医療を目指します。
また、自分たちでいろいろな病気を横断的に診るだけではなく、医療や保健、福祉の部門の力を借りつつ皆様をケアします。他診療科の先生や多職種の医療介護従事者との連携を重視しています。場合によっては、他の医療福祉施設などとの連携を配慮していきます。
さらに、患者さんの思いや期待、家族や地域などのバックグラウンドを認知しつつ、患者さんを診る視点も重視しています。
取り扱うおもな疾患は、よくあるプライマリ・ケアで遭遇する疾患の患者さん、または診断がつかない、または多くの疾患がある、多臓器に係るような疾患に罹っていらっしゃる患者さんです。
患者さんのニーズに合った医療を心掛けつつ、少子高齢化する未来の日本に合致した医療を模索したいと考えております。

総合診療科での研修内容

プライマリ・ケア的に幅広く、あらゆるよくある入院、外来患者を診れる能力を身に付けるのに適しています。エビデンスに基づいた診療を行う診療態度が具備できます。また、あらゆる診療科や多職種が連携できるような能力も身に付きます。海外でも戦えるグローバルスタンダードな医療を習得できます。将来、いずれの診療科に行くにせよ必要な臨床能力を体得できます。

研修方略

  1. (1)研修場所
  2.   a.総合診療科外来(外来センター1階)
  3.   b.救急外来(中央病棟 救急外来)
  4.   c.入院病棟(第1病棟 8階等)
  5.   d.場合によって、地域の中小病院や診療所
  1. (2)研修指導者

  総合診療特任指導医・内科指導医等がperson to personで担当
  *指導医と別に、研修以外のことに相談できるメンターが用意されている。
(3)研修受入定員
  1年次(2~3か月必修研修) 2人/月
  2年次(選択)          2人/月
(4)研修期間
  選択研修時の最低研修期間  1か月

研修スケジュール

開催日時
名称
月~金曜日
8:45~9:00
朝カンファ(救急外来にて)
月~金曜日
16:00~17:00
夕カンファ
月曜日
16:00~17:00
医局会
第1水曜日
19:00~
総合診療セミナー
第3水曜日(隔月)
19:00~
Rakel・Swanson勉強会
随時(週1回)
随時
総合診療コアレクチャー(系統的に連載)

 

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