循環器小児科

Pediatric Cardiology

 

特徴

小児および成人の先天性心疾患を中心に、その他の小児の心臓異常、即ち、川崎病、不整脈、血圧異常、心筋疾患などについて、診断、生活指導、遺伝相談、心カテーテル治療を含む内科治療などを提供する診療科です。我が国は勿論、世界でもトップレベルの心臓病治療施設として、広く患者さんが集まる施設となっています。

循環器小児科の第1の目標は、安全な医療です。「世界最高の医療、最も安全な医療」のスローガンのもと、安全管理の充実をはかっています。

 

他科との協力医療

手術が必要な場合には小児科心臓外科共通の病棟に入院して頂き手術となります。
胎児の心臓検診・診断(胎児診断)や胎児不整脈治療も行い、母子センターとの協力で診察します。成人先天性心疾患で妊娠されたご婦人の場合、母子センターと協力して妊娠継続と分娩について最良の医療を提供します。
心臓血管外科、循環器内科、麻酔科、母子総合医療センター、小児科、精神科、放射線科画像診断部など関連各科と連携して患者様を包括的に診させていただきます。

 

循環器小児科学教室
循環器小児科では、心臓、血管など循環器系疾患の診断と治療、そして、その後の経過を ケアするところです。実際には、生まれつきの心臓病(先天性心疾患)、川崎病、心筋疾患、不整脈, 心臓の感染症などが対象となります。カバーする範囲は、生まれる前の胎 児期から始まり、新生児期、乳幼児期、小児期、青年期、成人期まで網羅しています。 循環器系の入院検査で大切なものに心カテーテル検査があります。年間400名の方々が この検査を受けられています。 このうち22%の方はカテーテルを用いた治療を受けられています。 また、循環器小児外科医の執刀で年間約400名の方が、心臓手術を受けられています。

 

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