領域紹介

看護系 成人看護学

成人看護学

成人期という、人生で一番長く変化の著しい期間の対象者への看護を学ぶに当たっては、対象者の身体的な健康レベルだけでなく、これまでその人が生活していた家庭や社会における役割、生活習慣、価値観や心理的側面を理解することが求められます。
本学の成人看護学は、多岐に亘る分野で高い専門性を持つ教員が担当しています。多くの教員がさまざまな看護の視点を教授することにより、学生が成人期における対象者の多様性や個別性を理解することができる教育を提供しています。また教員数も多く、実習や演習は小人数制で実施し、学生が積極的に学習に取り組める環境にあります。
病院での実習など初めての状況に学生が戸惑いや不安を抱きやすい場面でも、教員が常にサポートできる体制を整えており、これらの学習環境を通して学生自身が自己を見つめ、将来への課題と展望を持てるような教育を目指しています。

教科目

成人看護学・概論

成人期の対象者となる人々のあらゆる健康状態について総合的に理解し、健康に関わる諸問題の解決に必要な知識・技術について、自ら学ぶ能力を養います。

成人看護・各論Ⅰ

対象者の病態に即した日常生活援助、急性状況下にある対象者の看護、周手術期看護、自己管理や生活の再構築を必要とする人の看護、リハビリテーション看護の理論および具体的な根拠に基づく援助について学びます。

成人看護・各論Ⅱ

まさに時代の最先端ともいえる人工臓器(人工腎臓・心臓、血液透析、ペースメーカー)や脳死・臓器移植、がん看護、救急看護、災害看護、緩和ケアなど、東京女子医科大学ならではのフィールドを生かした高度医療とその看護について学びます。

成人看護学実習

実習は、ⅠとⅡにわかれており、2年次と3年次に行われます。
成人看護学実習Ⅰは、成人期の対象者に必要な施設内看護の実際を知るために病棟及び手術室・集中治療室などで実習を行います。
成人看護学実習Ⅱは、3週間の連続した実習を通して、東京女子医科大学病院内において、成人期の対象者に必要な看護実践を学びます。

フィジカルアセスメント

成人期の対象となる人々に対する理解の仕方、看護上何が問題となるかという分析、理論に基づいた看護方法を導きだすために看護過程の展開を学びます。また、看護師が対象者と面接したり、観察・診察・測定するためのフィジカルアセスメントの理論及び技術を学びます。

授業について

成人看護学の授業は講義(グループワークを含む)、演習、そして実習という方法で行われています。
看護の対象者を目前にしたとき、「何を援助したらよいか?」と考えたとします。十分な看護の知識があっても技術がなければ、または、技術があっても何の技術を行うのかを判断できる知識がなければ、私達は看護の対象者に何も援助を行えません。
成人看護学では授業全体を通して、知識と技術を身につけることができるよう講義→演習→実習へと発展させたり、ときおり講義や演習にもどり、学生の自己学習やグループワークを行ったりしています。

演習

血圧測定や車椅子移動は基本的な技術ですが、大学病院に入院または通院している対象者にとって個別的な判断や方法を必要とすることが多いのです。さらに、採血の演習はモデルを使用して練習を重ね、自信をもって本番に臨めるよう演習の機会をつくっています。

スタッフ紹介