領域紹介

看護学部基礎教育学

看護学部基礎教育学は、英語、社会学の2分野から成っています。 英語は今や最も国際的な言語であり、読む、聞く、書く、話す能力を身につけることはもちろん、英語を通じて表現されたものの背景にある歴史や文化を学び、人としての感性や国際性を磨くことに主眼が置かれています。社会学では、理論のみに偏らず、医療での実践に活かせるコミュニケーション能力の習得や、人間集団を理解する方法論について、体験的に学習できるよう工夫されています。これらの学問に共通するのは「人間の理解」という最も重要な看護専門職としての基本姿勢(フィロソフィー)です。


教育内容

社会学:社会と人間、人間関係論、家族関係論、保健医療行動科学、卒業論文、社会学(大学院)、小児看護特論(大学院)、「至誠と愛」の実践学修
英語:英語Ⅰ、英語Ⅱ、英語Ⅲ、国際看護コミュニケーションⅠ、国際看護コミュニケーションⅡ、国際看護コミュニケーションⅢ、卒業論文

研究内容

社会学は、主に対人援助に必要なコミュニケーションのテクニックとスキルとその教育方法、対人援助職に求められるチームワーク、リーダーシップ、組織マネジメントなどを研究している。
英語学は、英国の労働者階級の文学(主にAngry Young Men)を中心に作品の生まれた背景、文体、社会への影響などを作品から紐解いている。英語に関しては「和製英語」の歴史・分類・語学教育への影響を中心にしている。近年は、和製英語「コロナ」の出現・意味の変化を分析を通して、英語教育において和製英語をどう教えるべきかについての論考を発表している。

スタッフ紹介

  • 諏訪茂樹
    准教授
    諏訪 茂樹
    社会学
    (コミュニケーション論、人間関係論、集団・組織論)
  • 伊藤由起子
    准教授
    伊藤 由起子
    英語
    (英文学、英語)