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教育理念・学長挨拶

教育理念・学長挨拶

東京女子医科大学の使命を達成するための教育・研究・診療の基盤となる理念は、「至誠と愛」である。
至誠は、「常住不断私が患者に接するときの根本的な心構えを短い二つの文字のなかに言い現したもの(吉岡彌生傅)」という創立者吉岡彌生の座右の銘であ り、「きわめて誠実であること」「慈しむ心(愛)」は教育・研究・診療の総ての場において求められる。 大学およびそこに学び働くものは本学の理念である「至誠と愛」に従って活動しなくてはならない。

学長:吉岡 俊正
Toshimasa Yoshioka

学長挨拶

「迅速な大学再生を目指し、改革の先端に立つ」
 このたび平成27年6月25日付で学長に就任しました。本学の改革のひとつである新しい学長選任内規に基づき、全学への所信説明、合同教授会での投票、そして理事会での選考を経て選任されました。歴史ある東京女子医科大学の学長となることに身の引き締まる思いです。昨年の本学附属医療施設における重大な医療事故とその後の大学内部統制の混乱のなかで約10ヶ月、学長代行として本学の改革と改善を担ってきましたが、この度理事長と学長を兼ねることで、改めて大学の再生を迅速に進める所存です。
 大学の再生として、全学の医療安全の確立と実践、法人運営並びに教育研究運営組織の改善、財務の立て直し、建学の精神に基づく男女共同参画の推進、働く環境と学ぶ環境の改善を行います。大学再生を通じて職員が働きやすく、学生が学びやすく、患者さんが来院しやすい女子医大を作ることが学長としての私の役割です。
 東京女子医科大学は、創立者である吉岡彌生が「精神的・経済的に自立し社会に貢献する女性を輩出する」ことを建学の精神として1900年に創立した本邦唯一の女子医科大学です。 女性の社会進出が進み支援制度も徐々に整ってきましたが、女性のキャリア形成が社会的にも今日的な課題となっています。本学の建学の精神は時代が変っても風化することはなく、むしろ時代に対応して女子医科大学として果たさなければならないことがあります。良い教育の実践を通して女性医療者の志を涵養し、社会での活躍を促進させることが現代の本学の使命です。 良い医療教育は、良い医療と研究を基盤として構築されます。本学は特色ある10の医療施設と複数の研究施設を持ちます。これらの施設で実践されている医療と先端研究は、学部教育だけでなく卒後研修あるいは大学院教育の場として活用されるだけでなく、高度医療の提供や医学を創造する研究を通して社会に貢献しています。
  建学の精神と使命は110年を越える本学の歴史の中でも何ら変わるものではありませんが、常に最良の教育・研究・医療を行うためには変革し続けるということが本学の姿です。東京女子医科大学は次世代を指向しながら進化していきますが、それを更に推し進めていくために学長としての使命を確実に果たしてまいります。