成果

2021/5/13更新

本学では理事長によるリーダーシップのもと下記に示す様々な取組を実施し、2020年7月には女性教授率31.1%を達成しました。

教授数と女性教授割合の推移

教授数と女性教授割合の推移

女性教員採用・昇格・昇進数

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  H28年度 H29年度 H30年度 R1年度 R2年度
教授
※特任教授・特命担当教授含む
(学外からの就任:医/看)
4名 5名
(0/2名)
6名
(2/0名)
6名
(3/0名)
准教授 5名 4名 7名 7名 6名
講師
※准講師・特別准講師含む
12名 11名 12名 21名 16名
本学退職者の
他大学での
教授昇格者数
2名 3名 2名 1名

視察対応

女性医療人キャリア形成センター

  • 厚生労働省委託事業 医療勤務環境改善マネジメントシステムに基づく医療機関の取組に対する支援の充実を図るための調査・研究検討委員会
    <2021/1/19・1/21>
  • 徳島大学 AWAサポートセンター<2018/11/30>
  • 川崎市皮膚科医会<2018/11/15>
  • 北海道大学病院 男女共同参画推進室<2018/9/12>
  • 埼玉県立大学<2017/8/25>

ファミリーサポート室

  • 兵庫医科大学<2021/3/31>
  • 奈良女子大学<2020/12/25>
  • 日本医学教育評価機構<2019/11/13>
  • 宮崎県医師会<2018/8/29>
  • 神戸大学医学部付属病院<2017/12/19>
  • 沖縄ファミリーサポートセンター・読谷村ファミリーサポートセンター・那覇市ファミリーサポートセンター・北谷・嘉手納・北中城ファミリーサポートセンター・与那原・西原・中城ファミリーサポートセンター<2017/10/18>
  • 聖マリアンナ医科大学<2017/7/4>
  • トヨタ自動車株式会社<2017/6/19>

院内保育所

  • 国民の安心の医療をめざす民進党看護議員連盟<2017/5/22>

女性活躍支援に関する取材(一部)

  • フジテレビ「FNNプライムオンライン」<2018/12/3テレビ放映>
  • TBSテレビ「上田晋也のサタデージャーナル」<2018/10/20テレビ放映>
  • NHK「首都圏情報ネタどり!」<2018/9/28テレビ放映>
  • 日本経済新聞<2018/9/3本紙掲載>
  • NHK報道局<2018/8/21公開>
  • BuzzFeed Japan Medical<2018/8/8公開>

女性の上位職登用について

女性センター

2017年、女性医師(専門医)・女性医療スタッフによる診療科が誕生しました。社会のニーズに対応し、婦人科のような女性特有の疾患”以外”にも、女性医師を希望する患者さんへの診療ができるようになりました。

女性センター診療担当表はこちら

女性医師の上位職登用施策として、女性医師が女性科とメインの診療科とを兼務する場合、メインの診療科における教授・准教授の設置上限数に関わらず、女性医師を教授・准教授へ任命可能となりました。これにより、優秀な女性医師を上位職へ引き上げるハードルが一つ低くなったことになります。

A科の教授上限数1→2

(例)A科は教授数上限が1名と定められていますが、通常の教授要件に加え”女性科と兼務する”という条件が合えばA科をメイン所属としたままで女性医師が教授になることが可能です。つまりA科には教授が2名いることになります。

特命担当教授・准教授

女性教員の上昇志向をさらに高め、かつ上位職登用候補者であることを学内外に示す称号として特命担当教授・准教授を新たに設置いたしました。

特命内容

  • 多発性硬化症患者の妊娠・出産に関する臨床的研究
  • 研究の質向上を目指した研究倫理教育の推進
  • ゲノム医療における性差に関する研究
  • 医療の安全および危機管理に関する教育・研究体制の確立

プラスファクター

2016年11月より本学医学部の教授公募では、業績および人物の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に登用する方針である旨記載しております。

教員評価制度見直し

大学再生計画に基づき組織風土の刷新を目指し、2017年度に教員自己評価シートを作成、2018年度に一部講座・領域で試行を実施しました。
2019年10月には女性登用実績を組み入れた教授・講座主任の実績評価(人事評価)を実施し、2020年度より「教員自己評価」が本格始動しました。

ダイバーシティ講習会(所属長意識改革)

2019年度

  • 「スタッフを動かすコミュニケーション技術」演者:大島武氏(東京工芸大学 芸術学部 教授)<2019/9/20>
  • 「〈無意識のバイアス〉に気づくこと」演者:大隅 典子氏(東北大学/副学長 大学院医学系研究科発生発達神経科学分野教授
    男女共同参画推進センター長)<2019/7/19>

2018年度

  • 「7,500人のデータからわかる女性が成長し長く活躍するための職場開発(働き方改革)」 演者:トーマツイノベーション株式会社<2018/11/16>
  • 「⼥性研究者の上位職登⽤とワーク・ライフ⽀援について」 演者:塩満典子氏(JAXA)<2018/9/21>

2017年度

研究力向上について

セミナー・講演会(女性医療人リーダー育成部門)

※2020年4月1日より「彌生塾」は「女性医療人リーダー育成部門」に名称変更いたしました。

2020年度

2019年度

2018年度

2017年度

  • 「ダイバーシティマネジメントで大学を活性化!~戦略としての女性活躍促進~」 演者:束村博子氏(名古屋大学 男女共同参画センター長)<2018/1/19>
  • 第2回彌生塾講演会「女性はもっと活躍できる!」 演者:岩田喜美枝氏(公益財団法人21世紀職業財団 会長)<2017/12/2>
  • 英語論文セミナー 演者:山本俊至氏(遺伝子医療センター 教授)<2017/10/30>

2016年度

  • 第1回彌生塾講演会「女性のリーダーシップが世界を変える」 演者:小野祥子氏(東京女子大学 学長)<2016/11/12>

ピアラーニング

女性研究者同士、または本学教授と女性研究者の間で学び合える場として彌生塾生を中心に実施しています。

  • 2020年度 教授と女性医師・研究者とのピアラーニングを1回開催(参加者8名)
    ※麻酔科の教授
  • 2019年度 教授と女性医師・研究者とのピアラーニングを2回開催(参加者合計11名)
    ※呼吸器内科、病理診断科の教授
  • 2018年度 教授と女性医師・研究者とのピアラーニングを2回開催(参加者合計14名)
    ※麻酔科、皮膚科の教授
  • 2017年度 教授と女性医師・研究者とのピアラーニングを9回開催(参加者合計64名)
    ※医学教育学、放射線腫瘍科、国際環境・熱帯医学、呼吸器外科等の教授
  • 2016年度 女性医師・研究者同士の情報交換会を3回開催(参加者合計25名)

eラーニングの配信(メディアラボでのコンテンツ作成)

※e-ラーニングはこちらからご覧ください。

2020年度作成

  • 有害事象から学ぶーQuick SAFER 分析手法ー
  • 2020ダイバーシティ環境整備事業報告

2019年度作成

  • 2019ダイバーシティ環境整備事業報告会
  • 彌生塾講演会 仕事から学んだこと~医師・宇宙飛行士・教師~
  • 医療者間のコミュニケーション~医療安全を考える
  • 女性研究者応援~みんなちがってみんないい~

2018年度作成

  • 2018ダイバーシティ環境整備事業中間報告会
  • プレゼンテーションの再考セミナー前編・後編

2017年度作成

  • チーム医療と専門職連携教育
  • 研究倫理
  • 英語論文作成セミナー
  • ウィメンズヘルス研究

2016年度作成

  • ダイバーシティ環境整備事業

勤務環境改善について

勤務環境の改善

2016年度、本院全体の事務作業の効率化を目指し、現地調査などを踏まえて効率化のための施策について提案しました。しかし現地調査の中で、医局によって勤務環境に大きく違いがあり、また個別の環境に合わせた改善支援要望も受けたことから、個別の医局に対する支援へと舵を切り、2017年度からは各科の医局単位で個別に勤務環境改善施策を実施しています。

また勤務環境について他医局の教職員や学生にも考えるきっかけとしてもらうため、実施の翌年度に行われる「女性医師・研究者支援シンポジウム」にて各医局の取組内容や成果を発表しています。

対象診療科】

  • 2020年度 整形外科、神経精神科
  • 2019年度 皮膚科、(救急医学)
  • 2018年度 眼科、形成外科
  • 2017年度 脳神経内科、乳腺・内分泌外科

育児支援の発展

院内保育所とファミリーサポート室の連携を強め、情報を必要としている教職員に的確に周知するため、保育所への入所希望者には「女子医大・東京医大ファミリーサポート」についての案内を併せて実施しています。

2017年度「女子医大・東京医大ファミリーサポート」において学生サポーター講習会を実施し(参加者12名)、2名の学生サポーターが誕生しました。女性研究者の子育て支援という面だけでなく、サポーターである学生自身にとっても身近なロールモデルに接する機会となっています。

全国の大学に先駆けて、2011年に大学運営のファミリーサポート室を立ちあげたという経緯から、現在も他大学や医師会、企業等、多数の視察を受けております。

介護支援制度

介護相談窓口の設置

2018年9月より、経営統括部人事課に介護相談窓口を設置しました。
窓口では、教職員の性別、職位、職種を問わず、本学におけるキャリアと介護の両立支援制度について相談をお受けしています。本学内の制度についてはもちろん、本院 社会支援部との連携のもと介護の具体的な準備や初動対応についてもスムーズに相談ができる体制を整えています。
気になることや不安なことがありましたら、ぜひ気兼ねなくご相談ください(詳細はイントラネット人事課ページをご覧ください)。

キャリアと介護の両立ブックの作成

キャリアと介護の両立ブック
キャリアと介護の両立ブックの紹介

超高齢社会に向かう中、働きながら介護をし続ける教職員がますます増えていくものと思われます。仕事と介護の両立に漠然とした不安を抱え続けることなく、学内外の様々な支援情報を知り、適切な支援を受けて働き続けられるよう、このハンドブックを作成しましたのでご活用ください。
(2017年6月教職員へ冊子配布しました。冊子が必要な教職員は上述の介護相談窓口までお問い合わせください。)

ハンドブックのPDFファイルはこちら

介護に関する情報(外部リンク)

【公的支援機関】

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名称 支援機関名 概要 URL
介護事業所・生活関連情報検索(介護サービス公表システム) 厚生労働省 「事業所・施設選び」を支援するため、全国約19万か所の「介護サービス事業所」の情報が検索・閲覧できます。 HP
家庭と仕事の両立支援ポータルサイト 東京都 改正育児・介護休業法のポイントや介護体験談などの情報が掲載されています。 HP
介護サービスの利用 新宿区HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP
介護保険関連サービス 渋谷区HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP
介護保険サービスの種類と自己負担金のめやす 千代田区HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP
介護保険で利用できる在宅サービス 文京区HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP
介護保険サービスの利用方法・種類・費用 中野区HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP
介護保険 荒川区HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP
介護保険サービス 足立区HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP
介護サービス 八千代市HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP
受けられる介護サービス 船橋市HP内 介護保険で利用できるサービス(住宅改修など)について紹介しています。 HP

※介護サービスの提供は上記以外の市区町村でも行っています。詳しくは各市区町村のホームページなどをご覧ください。

【民間支援機関】

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名称 支援機関名 概要 URL
各都道府県の介護サービス情報公表サイト

独立行政法人 福祉医療機構 WAM-NET

各都道府県が管理している「介護サービス情報公表システム」をリンクでご案内しています。 HP
介護保険の各種サービス 独立行政法人 福祉医療機構 WAM-NET 介護保険の各種サービスを紹介しています。 HP
福祉用具選び 公益財団法人東京都福祉保健財団 福祉用具の使い方や用具選びについて紹介されています。 HP
訪問看護サービスについて 公益社団法人 日本訪問看護財団 訪問介護サービスの内容や相談窓口等を動画などで紹介しています。 HP
介護に関する相談窓口 在宅ケア・訪問看護を利用する場合等での様々な疑問・質問に答える専門家相談窓口をそなえています。 HP
MY介護の広場 明治安田生命グループ 在宅介護サービスや老人ホームの検索、お金の話など多くの情報が掲載されている介護の総合情報サイトです。介護の悩みの掲示板もあります。 HP
遠距離介護コミュニティ NPO法人パオッコ 「離れて暮らす親のケアをおこなう子世代の情報支援グループ&応援団」として、遠距離介護者への情報支援などを行っています。 HP
ケアラーズ・コンシェル ワーク&ケアバランス研究所 働く介護者目線のケアマネージャー検索や地域包括支援センター訪問リストなど介護に有益な情報とその情報の使い方などを紹介しています。 HP
介護110番 株式会社 イメージラボラトリー ひとりで悩まない様にみんなの体験と情報、知識を集約する仕組みとして、同じように介護をしている人が掲示版を使って回答や気持ちの共有をしています。 HP
認知症ねっと 株式会社エス・エム・エス 認知症の種類・症状、介護施設サービス等の情報が提供されています。 HP

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