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【開催報告】ダイバーシティ講習会「アサーティブコミュニケーション~人との関係をマネジメントする自己表現について~」を開催しました。(1/23)

 2018年1月23日(火)東京女子医科大学 中央校舎501教室にて、基礎系医学部が定期開催している「教育を語る夕べ」との共同開催として、ダイバーシティ講習会「アサーティブコミュニケーション~人との関係をマネジメントする自己表現について~」を開催しました。当日は基礎系医学部の教員を中心に25名が参加されました。

 講師には、前回に続きダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)事業で本学と連携している凌竜也氏(日本能率協会総合研究所)をお招きしました。「アサーティブコミュニケーション」はダイバーシティ環境の中で円滑なコミュニケーションをとっていくために有効なスキルのひとつです。講演では「アサーティブコミュニケーション」とはいったいどういうものなのか、というご説明の後、実践のための方法としてDESC法をご紹介いただきました。いきなり相手に提案やお願いなどをするのではなく、事実を述べた後に自分の考えや思いを伝え、それから提案に入る、というテクニックです。医療現場や教育現場でありがちな場面を例に設定し、参加者の方にはまず自分でDESC法に則って会話例を考えていただいた後、他の参加者との意見交換や発表を通じてより実践的に学んでいただきました。意見交換の時間ではさまざまな話し合いが行われ、大変盛り上がっていました。

 参加者アンケートでは、「分解して伝える点、どう表現するかのポイントがとても参考になりました」「具体的なワークをもっとやりたいと思った」などのご感想を頂きました。

 

※本講演は文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」の一環として実施されました。