領域紹介

看護学部基礎科学

看護学部基礎科学

学部教育における基礎科学では、主に、人体の構造と機能の基本的な成り立ちを、解剖学・生理学の観点から習得することにより、生命活動を理解し、病態を的確に把握できる力を養うことを目標とします。そして、急速に発展する生命科学に対応して、常に問題意識をもって、自己研鑽しうる医療人の育成を目指します。
統合教育学修センターにおける基礎科学としては、ICT(Information and Communication Technology)教育の推進、LMS(学習管理システム:Learning Management System) の基盤整備、IR(Institutional Research)の各種データ分析を担当し、医学部・看護学部の両学部における教育の充実に貢献しています。

研究内容

老化とは、「時間の経過と環境によって、分子・細胞・組織の構造や機能にランダムに起こる変化」であり、「心身に有害な機能的・構造的変化をもたらし、最終的には死に至る変化」と考えられています。
現在、日本では高齢者人口の増加に伴い、老化に関連する疾患を抱える人も増えています。そのため、これらの疾患の発症を遅らせ、QOL(生活の質)を維持することが、健康問題として極めて重要です。
そこで、モデル生物を用いて老化の特徴を深く理解し、老化関連疾患の発症メカニズムを解明することで、ヒトの健康寿命を延ばすことを目指し研究を行っています。

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