研究活動

研究施設一覧

先端生命医科学研究所/TWIns

〒162-8666

東京都新宿区河田町8-1

TEL:03-3353-8111

施設紹介

先端生命医科学研究所は、本学大学院の臨床・基礎医学系各専攻や、TWInsの早稲田大学をはじめとする他大学の研究室、さらには国内外の大学、研究所を含め様々な機関と積極的に連携し、バイオマテリアル、細胞シート再生治療、インテリジェント手術室開発、新規医療機器開発など、先端技術と医学の融合の重要性に着目した研究活動を行っています。

総合医科学研究所

〒162-8666

東京都新宿区河田町8-1

03-3353-8111
(総合研究棟 地下2・2階・4階,巴研究教育棟 1階・2階,心臓病センター 地下1階)

施設紹介

医学研究は分子レベルの状態を試験管内で酵素反応によりデータ取得する方法、細胞・組織レベルで顕微鏡などにより形態情報を取得する方法、個体レベルで表現型を調べる方法など、簡単に表現することが困難なほど多岐多様にわたります。また、得られたデータをコンピュータ解析を通して特徴を抽出することも必要となります。総合医科学研究所では、このような研究に対応するべく、多様な技術や多様な機材を揃えて学内研究者の問合せや支援依頼に応えられる体制を構築しており、初心者もエキスパートにも必須な研究所として活動しています。

実験動物研究所

〒162-8666

東京都新宿区河田町8-1

TEL:03-3353-8111
(巴研究教育棟 3階,4階)

施設紹介

実験動物研究所は、本学における教育と研究に必要な実験動物の管理と、円滑な動物実験の遂行を目的に設けられた本学共同利用施設の一つです。飼育されている動物種はマウス、ラット、ウサギ、モルモット、イヌ、ブタで、これらの動物を使って得られた研究成果は、多くの国内外の学術誌に発表されています。本研究所では、ゲノム編集技術を用いた遺伝子組換えマウスの作製、および体外受精、受精卵凍結、融解、移植、帝王切開などの胚操作サービスを開始しました。本学の学術基盤の向上および共同研究の発展を目指して活動を行なっておりますので、学内・学外を問わず、ご興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

研究推進センター

東京女子医科大学では、臨床と基礎の研究活動を統括管理し、研究の推進を目的として研究推進センターを設置しています。研究推進センターは、研究管理課、臨床研究管理課、TRC(Translational Research Consultant)室から構成されています。


研究推進センターの組織

研究管理課

競争的研究資金への応募、公的研究資金の管理、産学連携活動、知的資産マネジメント、共同研究・受託研究契約、倫理審査、研究所の管理などの業務を行い、研究者の研究活動を支援します。

TRC(Translational Research Consultant)室

URA(ユニバーシティ・リサーチ・アドミニストレーター)によって構成され、戦略的な研究のコンサルティング・マネジメントを行い、最先端の研究成果を社会に創出することを目指します。

臨床研究管理課

医薬品および医療機器の臨床研究・治験を実施するに当たり、倫理指針や法を遵守して、効率的かつ円滑に遂行させるため、臨床研究・治験の支援・管理を行います。

産学官連携・
技術移転の推進

本学は、本学の理念である「至誠と愛」を礎に、大学の使命である医学の教育・研究の成果を社会へ還元するためには、産学連携活動を積極的に推進するも大きな役割の一つと考えています。また、大学の発明等が民間企業等で活用されるよう技術移転にも取り組んでいます。
本学は、産学官連携活動に携わる教職員の意思を尊重するとともに、教職員が産学官連携活動を適切に遂行できるよう「学校法人 東京女子医科大学利益相反マネジメント・ポリシー」を策定し、実践しています。
また、本学は、産学官連携等によって生み出される知的財産を権利化・管理し、活用することを通じて社会貢献することを目指し知的財産権の承継等について基本的な考え方を示すものとして「東京女子医科大学 知的財産活用・管理に係る基本方針」を策定し、実践しています。

>>学校法人 東京女子医科大学利益相反マネジメントポリシー
>>東京女子医科大学 知的財産活用・管理に係る基本方針
>>契約マネジメント
>>共同研究および受託研究における間接経費の見直しについて


1.共同研究契約

民間の企業等と本学とが研究を共同で行う場合は、共同研究契約を締結して実施します。

2021年度 契約締結件数 45件
2022年度 契約締結件数 46件

本学・所属
(代表研究者名)
先方機関名
(代表研究者名)
研究テーマ
医学部・ゲノム診療科
齋藤 加代子
バイオジェン・ジャパン(株) SMAにおける原因遺伝子領域のゲノム解析による遺伝子型と表現型の関係についての研究
先端生命医科学研究所
清水 達也
(株)セルシード 細胞シート工学の実用化に向けた研究
医学部・泌尿器科
高木 敏男
中外製薬(株) 腎疾患患者由来組織を使った病態解明

2.受託研究契約

民間企業等からの委託を受けて本学が研究を行う場合は、受託研究契約締結して実施します。

2021年度 契約締結件数 168件
2022年度 契約締結件数 168件

本学・所属
(代表研究者名)
先方機関名
(代表研究者名)
受託研究テーマ
医学部・膠原病リウマチ内科
針谷 正祥
ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)、
小野薬品工業(株)
日本の臨床現場における生物学的製剤未投与の関節リウマチ患者を対象としたアバタセプトの多施設共同による長期観察研究(ORIGAMI Study)
医学部・整形外科
岡崎 賢
スミス・アンド・ネフュー(株) JOURNEY II CR Total Knee Systemを用いる人工膝関節全置換術施行患者を対象とした前向き多施設共同研究
医学部・呼吸器内科
多賀谷 悦子
グラクソ・スミスクライン(株) A prospective cohort study to assess obstructive respiratory disease phenotypes and endotypes in Japan (the TRAIT study) 日本における閉塞性肺疾患のフェノタイプ及びエンドタイプを評価することを目的とした前向きコホート研究

3.秘密保持契約(NDA:Non-Disclosure Agreement)

共同研究の実施などに向けて協議を行う際などには、予め秘密保持契約を締結し、共同研究等が実施に至らない場合でも、協議の際に双方が相手方に開示した情報の秘密を保持します。

2021年度 契約締結件数  27件
2022年度 契約締結件数 23件

4.学術指導契約

本学教員が研究の成果を踏まえて民間企業等において学術指導を行う場合には、学術指導契約を締結して指導を行っています。

5.知的財産管理

本学教員が発明等を行った場合は、特許を受ける権利などは原則として大学に帰属します。また、民間企業との共同研究などで得られた発明に係る特許等については、特許共同出願契約等に基づいて双方が協議して持分や帰属を決めています。 本学の知的財産の管理は、知的財産マネジメント委員会が行います。

2021年度 特許等保有数 323件
2022年度 特許等保有数 341件

研究資金獲得状況

研究資金獲得状況(2022年度)

※下の表をクリックするとPDFに飛びます

各研究者の
研究活動・研究業績

東京女子医科大学では医学部、看護学部、研究施設、医療施設等において、活発に研究活動が行われています。
本学は、本学に所属する研究者の学術研究の成果を広く国内外に公開することを目的として、東京女子医科大学研究業績データベースにより、研究者のプロフィール、研究業績、教育活動、社会活動等に関する情報を提供しています。
また、学術研究論文の一部は、学術リポジトリより全文を閲覧することが可能となっています。

研究業績データベースのリンク先は以下のとおりです。

大学

医学部

看護学部

大学院

研究施設

その他

動物実験等に関する
情報公開

 本学における動物実験等は、「動物の愛護及び管理に関する法律」の精神に基づき、文部科学省の指導の下、「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」(平成18年文部科学省告示71号)第6第3項に定められた情報公開を更に推進する為、国立大学法人動物実験施設協議会及び公私立大学実験動物施設協議会の要請も受け、動物実験に関する以下の項目を情報公開します。


1. 機関内規程

2. 自己点検評価の結果

3. 外部検証の結果

4. 飼養及び保管の状況

5. その他

研究倫理(研究不正の
告発・相談窓口)

研究倫理に関する本学の取り組み

①学内規程等の整備

②研究倫理教育に関する本学の取り組み

③研究費の適正使用に関する本学の取り組み

④研究活動における不正行為および公的研究資金の不正使用に関する告発・相談窓口

  • 研究推進センター(責任者:研究推進センター 研究管理課 外部資金管理室長)
    ー 住所   :〒162-8666東京都新宿区河田町8-1(総合研究棟1階)
    ー 電話番号 :03-3353-8112(代表)内線30141
    ー FAX   :03-3353-6793
    ー E-mail :kshien-manager.bm@twmu.ac.jp
  • 告発等に係る留意事項
    ー 告発等を受け付ける際には、告発者の所属・氏名・連絡先、不正を行ったとする研究者・研究グループ、不正
      行為および不正使用等の態様、不正行為とする科学的な合理性のある根拠あるいは不正使用等とする合理的な
      根拠、使用された研究資金等の種別・名称等について確認させていただきます。 (※匿名による告発等を妨
      げるものではありません。)
    ー 調査にあたって告発者に協力を求める場合があること、告発等が悪意に基づくものであることが判明した場合
      には、告発者の氏名の公表、懲戒処分、刑事告発、民事訴訟等の対象となる場合があります。
    ー 告発者は、告発をしたことを理由として職場環境の悪化や差別待遇など不利益を被ることはありません。

安全審査・倫理審査・コンプライアンス教育及び啓発活動の実施

①動物実験関係

  • 動物実験委員会

②遺伝子操作関係

  • 遺伝子組換え実験安全委員会

③病原体の取扱い

  • バイオセイフティー委員会

④臨床研究(人を対象とする生命科学・医学系研究)関係

?公的研究費に係わるコンプライアンス教育及び啓発活動

  • コンプライアンス推進委員会