看護のスペシャリスト
看護のスペシャリスト先輩たちへのインタビュー
診療看護師(NP)は5年以上の実務と大学院修士、認定試験を経た高度実践看護職で、2025年現在約1,000名認定されています。
東京女子医科大学附属足立医療センターでは救急初療(三次救急)から救命ICU・一般病棟に至る連続した場で、多職種と協働しながら初療での評価、診療・処置の補助、医師の指示のもとでの特定行為等手技の実施、集中治療期の全身管理支援、家族・退院/転院支援等を行っています。
患者を中心とした医療の中で、診療と看護を架橋する役割を担っています。
大学生の頃、同じ大学でNPを志す大学院生が高い専門性をめざし粘り強く学び続ける姿を間近で見ました。同じく大学生の頃の病院実習では、NPが看護師と医師の橋渡しとして初療から治療方針の調整、退院支援に至るまで一貫して活躍し、患者だけでなく共に働く医療スタッフにも信頼されている現場に触れ、強い憧れを抱きました。目の前の患者に自分が提供できる医療・看護を一つでも増やしたいという思いが私の向上心をかき立て、より広い視点と責任をもって臨床に関わるためNPを目指す決意に至りました。
大学院での体系的教育と実地訓練、日々の臨床現場での経験通じて確かな臨床判断、患者への介入、家族支援まで担える実践者としてチーム医療の質の底上げに貢献していきます。
2016年
東京医療保健大学東が丘看護学部看護学科 卒業
東京医科歯科大学(現・東京科学大学)医学部附属病院 救命救急センター 就職
2021年
東京医科歯科大学医学部附属病院 退職
東京医療保健大学大学院高度実践看護(NP)コース 入学
2023年
東京医療保健大学大学院高度実践看護(NP)コース 卒業
東京女子医科大学附属足立医療センター 救命救急センター 就職
現在に至る
当院救急救命センターは、医療圏唯一の三次救急として重症患者に日常的に関わることのできる現場です。特にHybrid ERでは“撮る・診る・治す”を同一動線で完結でき、初療だけでも初期治療・手術・カテーテル治療等まで横断的に経験を積むことができます。
患者の状態が刻一刻と変化するため、時間依存性の高い治療に能動的に関わることで、看護判断が転帰に及ぼす影響を臨床現場で学び、自分自身が成長することもできるという大きな魅力があります。
また東京DMATなど院外活動に携わる看護師も多く、さらに研究・学会発表の土壌も整っています。
入職後は先輩と二人三脚で段階的にスキルを磨き、救急という厳しい現場でもチームで支え合いながら確かな看護力を育てることができます。