法人・大学案内

中長期ビジョン

ビジョン2025について

本学では、「医学の蘊奥(うんおう)を究め兼ねて人格を陶冶(とうや)し社会に貢献する女性医人を育成する」という建学の精神のもと、理念である「至誠と愛」を胸に、「最良の医療を実践する知識・技能を修め、高い人格を陶冶した医療人および医学・看護学研究者を育成する教育を行う」という使命を果たすべく、すべての教職員が日々の業務に取り組んでいます。 今般、この建学の精神、理念、使命を踏まえ、5年後に目指す本学の姿について、ビジョンおよび中長期計画を策定しました。このビジョンと中長期計画はこれまでのビジョン2020の実績検証を行った上で、教職員全員が具体的にイメージでき、取り組めるような計画といたしました。 法人中長期計画・目標は、「ビジョン2025」を実現するために必要な項目を柱として設定し、また、この法人中長期計画・目標を達成するために、教育、研究、医療、経営・事務の各領域で取り組むべき中長期目標を掲げています。 教職員全員が協力し合い、中長期ビジョン、中長期計画ともに目標達成できるよう、一丸となって取り組んでまいります。

中長期ビジョン~“ビジョン2025”

本学が歩んできた120年の歴史と伝統の継承と新たな価値の創造による社会貢献を本学の使命とし、持続的な発展を遂げる

ビジョン2025

全体の基本方針

  1. 創立者の想いや本学が築いてきた歴史を学び、繋いでいくとともに、時代の流れに適応した取り組みを実施することにより、建学の精神・大学の理念に基づく組織運営を力強く進めていく。
  2. 教職員一人ひとりが規律を遵守し、省察し、日々業務を見直すとともに、業務効率化を図ることにより、組織の質的向上を目指す。
  3. 唯一の女子医科大学として、女性が活躍できる環境を整え、極めて誠実に慈しみの心を持ってリーダーシップを発揮し、社会に貢献する人材を育成する。
  4. 患者さんをはじめ一人ひとりと真摯に向き合い、個々が思いやりを持ち、相手に寄り添った態度で医療安全に取り組む組織を構築する。
  5. 地域医療提供体制における機能分化・連携と医師の働き方改革の両立を実現する。
  6. 一人ひとりの経営参画意識を醸成し、従来発想にとらわれない取組みを通じて、新たな業務体制を革新する。

領域における基本方針

教育

  1. 建学の精神と理念を、現代において実践していくための方法論を策定した上で、実行し、組織横断的に検証し、向上する運営を実践する。
  2. 法制度から社会規範まで社会的規律に目を向けこれを遵守するだけでなく、教育業務の効率化のために学内規律の再確認と改訂を繰り返す。
  3. 性差の理解をした上で、女性の良き資質が発揮できるような学修過程および職場環境を作り、結果として女性リーダーを排出する。
  4. 杓子定規の医療安全でなく、思いやり、信頼、共鳴など医療にとって最も重要な人間の心理を育む学修プログラムを確立し、それに立脚して患者安全を実践する。
  5. 働き方改革の制度を遵守しながら大学教員・研究者と医療従事者との両立を図る。
  6. 繰り返し教育経費の内容を吟味し、効率の良い経費執行を作案するだけでなく、補助金申請や寄付金募集を常に意識する。

研究

  1. 建学の精神・大学の理念に則り、本学が築いてきた研究の礎の上に、時代の流れに適応した研究環境・体制を整備し、社会に貢献する研究を推進する。
  2. 研究者各人が高い倫理観を持ち、研究倫理指針・法令を遵守し、研究不正のない、質の高い研究が行われる体制を構築する。
  3. 女性研究者が生涯にわたり輝いて活躍できる体制を構築する。
  4. 真摯に、思いやりを持ち、相手に寄り添った態度で臨床研究および基礎研究に臨み、医療安全および安全な研究環境体制の整備に取り組む。
  5. 研究者の労務管理を精査し、労務管理体制を整備し、働き方改革を推進する。
  6. 研究費獲得・知財の権利取得を強化するとともに、各研究者が経営感覚を持ち、採算性の高い運営体制を構築する。

医療

  1. 新型コロナウイルス感染症の影響による医療を取り巻く環境の著しい変化における、組織運営の現状再確認と、ニューノーマルの構築。
  2. 業務の質を確保しつつ、効率的な業務運営体制となるよう、医療の高度化や各種施策への対応などを踏まえながら、病院運営に努める。
  3. 医療従事者を目指す学生に対する卒前教育(臨床実習)に貢献しつつ、卒後は臨床研修プログラムやキャリアパス制度により、質の高い医療従事者の育成を行うとともに、地域の医療従事者や地域住民に向けた研修を行う。
  4. これまで以上に医療安全の質の向上のため、患者・家族が診療内容を理解し治療の選択に主体的に関わることができるように体制を充実するとともに、多職種が協働し、患者・家族の目線に立った支援を行う。
  5. 効果的・効率的な医療提供体制の推進のため、将来の医療需要の動向を踏まえるとともに、地域のニーズと実状の把握に努め、地域の医療機関等との連携を図ることにより、質の高い医療の提供と機能分化の充実・強化に取り組む。
  6. 国の政策や医療における経営環境の変化等に迅速かつ的確に対応し、医療施設全体として経営の健全性を保つとともに、適切なリスクマネジメントが行えるよう体制を構築する。

経営・事務

  1. 職員研修体制を構築し、職員全体の意識醸成に努めるとともに、組織運営リーダーとなる人材を育成する。
  2. 本学で定められている規程の遵守を周知徹底するとともに、質向上の視点から事務処理業務や業務を抜本的に見直し、業務効率化を進める。
  3. 横断的に他部署との連携を密にし、質的向上を目指す。
  4. 女性が長期的にリーダーシップを発揮して活躍できる環境や規程を整備するとともに、人材育成や教職員一人ひとりの意識改革を進める。
  5. 医療安全に対する意識・知識向上を努め続け、多職種連携に参画し、事務立場に応じた医療安全に寄与する。
  6. 顔認証付きカードリーダー等で労務管理体制を整備し、働き方改革を実践・推進する。
  7. 慣例にこだわらず、組織運営の視点から事務処理業務を見直し、業務体制を構築する。
  8. 大学の現況情報を教職員に適宜共有し、経営状況に対する意識と当事者意識を醸成する。