看護のスペシャリスト
看護のスペシャリスト先輩たちへのインタビュー
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師は脳卒中の発症予防から急性期、回復期、維持期に渡って幅広く支援できる特徴があります。私は、2017年に資格を習得し現在SCUに所属しています。特にSCUでは急性期の重篤化回避の循環管理をしつつ早期リハビリテーションを実施し、その人なりの生活の再構築にチーム医療で取り組んでいます。また、早期嚥下評価と摂食機能療法を実施し経口摂取に注力しています。
新人の時に初めて配属されたのが脳神経外科病棟でした。看護師の関わりで患者さんのADLが拡大していくことにやりがいを感じたのと、もっと専門的な知識を得て脳卒中看護の幅を広げたいと思いこの領域を志しました。
2017年
認定看護師資格習得
日本脳神経看護研究学会にて「記憶障害を呈した患者への復職支援」示説発表
2024年
STROKE2024にて「SCU嚥下評価プロトコール作成、導入」口説発表
2025年
日本ニューロサイエンス看護学会誌論文掲載「SCUの看護師が早期に脳卒中患者の嚥下・食形態評価をするためのTWMU Adachi嚥下評価プロトコールの作成と導入効果」認定看護師になると志してからは、沢山の経験を積みたいと思い、看護師5年目で専門的治療をしている当院に転職しました。看護師9年目で認定看護師の資格を習得し現在に至ります。
SCUではカンファレンスの機会も多く、多職種と連携が取りやすいため個別的な看護支援とチーム医療を実践しやすいです。