年報2013

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2013年の入院児の統計を表に示す。NICU入院児数は、前年に比べて増加し計196名であった。さらに、NICU入院児とは別に、158名の児がGCUに入院となった。同時期の出生数が820名であったことから、院内出生児の約45%に新生児医療が必要であった。また、NICUあるいはGCU入院児以外にも約400名の新生児の出生後の管理を行った。

スタッフとしては、楠田 聡、内山 温、中西秀彦、戸津五月、増本健一、鷲尾洋介、首里京子、今井 憲、杉田依里、石田宗司、大野秀子、吾郷真子が診療に携った。さらに、「周産期医療の質と安全の向上のための研究」として、三ツ橋偉子と西田俊彦が研究の支援を行った。

また、8月にはマレーシアからCheong先生が1年間の新生児医療の研修のために来日した。彼女は、厚生労働省の臨床修練許可申請を行い、NICU内での診療行為が可能となった。

また、八千代医療センター近藤 乾先生、東医療センターの長谷川久弥先生、東京大学の高橋尚人先生、愛育病院の加部一彦先生、聖母病院の猪野雅孝先生、葛飾赤十字産院の三石知左子先生、多摩北部医療センター小保内俊雅先生とは継続して連携している。

新生児部門の研究テーマとしては、晩期循環不全の病態解明と予防法の確立、早産児の副腎皮質機能、早産児のビフィズス菌投与を含めた栄養方法の確立、慢性肺疾患動物モデルでの基礎実験、無接触型の心拍呼吸モニタ、等があり、同時進行形式で実施されている。 特に、慢性肺疾患のモデルは本学解剖学教室との共同研究である。また、厚生労働省の研究班事業として、INTACT介入試験を実施している。

NICU入院数(2013年1月1日~2013年12月31日)
出生体重 院 内 (母体搬送) 院 外 人工呼吸管理 死亡退院
-499g 4 3 0 3 1
500-999g 16 6 1 14 1
1000-1499g 25 13 0 16 1
1500-1999g 43 16 2 16 0
2000-2499g 46 11 2 17 1
2500g- 33 4 24 19 0
167 53 29 85 4