○地域災害拠点病院
地域災害拠点病院とは大規模災害時に重症者の受け入れや救急医療を24時間体制で行うことのできる地域医療の中枢を担う病院です。
1997年に東京都知事より区西部医療圏(新宿区・中野区・杉並区)の「地域災害拠点病院」として指定を受け、10ある拠点病院の1つとして、災害発生時にも高度な医療を提供できるように業務継続計画(BCP)を整備しているほか、定期的に防災訓練や研修を実施し、有事に迅速な対応を行えるように日頃から準備をしています。2010年にはDMAT指定医療機関となりました。
病院建物は耐震・免震となっているほか、3日分の医療資機材と非常食を常備。ライフラインが寸断された際にも自家発電などを使用して医療を継続するよう準備しています。

○新宿区緊急医療救護所
令和7年12月より、新宿区内に8つ設定された新宿区緊急医療救護所の1つに指定されました。大規模災害等発災から約72時間を目安に病院敷地内に緊急医療救護所を開所し、救護活動を実施します。
○DMAT(災害派遣医療チーム)
DMAT(Disaster Medical Assistance Team)は大規模災害、多数傷病者発生時に約48時間以内に現場へ向かい処置等を行う、迅速に活動できる機動性を備えた医療チームです。
阪神淡路大震災を機に、2005年に日本DMATが発足しました。DMATには厚生労働省の命令により出動する日本DMATと都道府県の命令により出動する都道府県DMATの2種類が存在しており、当院でも東京都が実施する「東京DMAT」、厚生労働省が実施する「日本DMAT隊員養成研修」を受講し、救急治療に関する専門的な訓練を受けた医師、看護師、業務調整員(薬剤師や臨床検査技師など)で構成されたチームがあります。
DMATは災害が発生すると都道府県の要請を受けて出動します。対象となる災害は地震や風水害、火山噴火などの自然災害のみならず、多重衝突事故や列車の脱線事故、航空機の墜落事故などの人為災害も含まれます。平時にはトリアージ、治療、搬送という流れを円滑に行えるような訓練のみならず、本部活動や必要に通信技術なども訓練しています。




