血管を標的とした生活習慣病診療

内分泌疾患総合医療センターの高血圧・内分泌内科を受診された生活習慣病(高血圧、脂質異常症、肥満、メタボリックシンドローム、耐糖能異常など)患者様は、図で示すように血管柔軟性と臓器障害の評価を年1回外来で受けていただきます。毎年の結果を通知表のようにして積み重ねることによって、年毎の血管の状態の変化を追うことができます。

 

血管柔軟性の評価

CAVI

手足の血管の柔らかさを数値化して評価します。血圧値によって左右されないため、血管が本来持っている柔軟性を知ることができ、体の中の血管年齢を計算します。

24時間自由行動下血圧

携帯できる血圧計を装着させていただき24時間血圧を測定します。これによって、夜寝ている間の血圧や朝起きてすぐの血圧を知ることができます。最近の研究によって、夜間血圧や早朝血圧が脳卒中の起こりやすさを推定したり、血圧の変動が大きいほど血管が硬くなったりすることがわかってきました。携帯した血圧計は病院まで戻しに来る必要はありません。お近くのコンビニエンスストアから当科が契約した宅急便で返却できます。

胸腔鏡下手術風景

 

脳卒中の予防のために

頸動脈エコー

手首の動脈の波形を計測することによって、心臓にかかる負担を計算できます。現在の病気が心臓にどれくらい負担をかけているのか、治療によって心臓への負担がどれくらい減ったのかを判定します。

 

腎臓障害の早期発見

尿アルブミン/クレアチニン比

腎臓に負担がかかると、たんぱく尿よりも先にアルブミンが尿中に出てきます。尿アルブミン/クレアチニン比を測定することによって、病気による腎臓への負担を早い時期に発見できます。

 

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