集中治療部門において、生命維持管理装置を中心に呼吸・循環・代謝に関わる装置を管理し、集中治療科医師を中心に各科専門医、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、など様々な職種でのカンファレンスも定期的に行い、病態の向上に寄与していいます。
補助循環業務
心不全または呼吸不全の患者様に対して補助循環装置(ECMO、IABP、Impella)の操作や管理を行なっています。また、2020年10月よりECMO専任医師の赴任によりRespiratory ECMOをはじめ、様々な疾患に多様的に対応できる環境となり、医師、看護師に対するECMO講習会の定期開催を行い、医療安全面の向上にも寄与しています。
人工呼吸器業務
新生児から成人まで多岐多様な呼吸サポートを行うために病態に応じて機種選択を実施し、日常点検から人工呼吸器患者さんの患者搬送まで状況に応じた管理を行っています。
急性血液浄化療法
術後または慢性的に代謝障害の患者さんに対して、CRRT(CHDF)、IRRT(HDF・HD)ともに年間200症例以上、アフェレシス療法で20症例以上実施しています。
ME機器管理業務
閉鎖式保育器、輸液ポンプ・シリンジポンプ、除細動器、各種モニター類などの保守管理やトラ
ブル対応を行っています。
高気圧酸素治療業務
救急領域における熱傷および一酸化中毒における救命治療を中心に、治療における注意事項の説明および使用前ボディチェック、治療中の患者監視等を医師の指示のもとで行っております。治療立会いに際しては高気圧酸素治療専門技師と臨床高気圧酸素治療装置操作技師の有資格者が治療にあたっています。
対外的活動 DMAT:Disaster Medical Assistance Team
当院は災害医療支援拠点病院でのあるため、臨床工学技士も災害派遣医療チームのロジス
ティック(業務調整員)としてライセンスも取得し、日々活動しています。