ご挨拶

 2023年9月より臨床工学科教授、同12月より臨床工学部運営部長を拝命しました鵜川でございます。一言ご挨拶申し上げます。

 本院では、病院全体の医療機器の保守管理および安全な運用を臨床工学部が一括して行なっております。病院全体が対象ですが、特に手術室・ICU・NICU・救命救急センター・心臓カテーテル室・透析室・医療機器管理室に人員を常駐しています。

 ご承知の通り、難治性重症患者の最後の砦として最先端医療を駆使して治療に対応しています。これらの最先端医療を支える臨床工学技士は、医療機器のスペシャリストとして、本院のチーム医療に大きく貢献しています。生体情報モニター、心臓カテーテル治療、人工呼吸器、心臓手術の際の人工心肺装置、腎不全など生命に直結した医療を担っています。

 臨床工学技士は病院全体の医療技術を多職種(医師、看護師、薬剤師、理学療法士)とともに最善最良の状態で提供できるように技術の習得ならびに維持発展させることが重要です。

 昨今の医療機器は益々高度化複雑化しています。これらの問題に対応するために、スタッフ一同精進して参る所存です。御指導御鞭撻の程何卒よろしくお願い申し上げます。