東京女子医科大学大学院
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  がん免疫細胞治療学(消化器がん)分野

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大学院教授からのメッセージ

有賀 淳(あるが あつし)教授

有賀 淳 Atsushi Aruga

免疫細胞治療は副作用の少ない有効な癌治療として期待される分野です。東京女子医科大学ではこの先端的医療を精力的に推進しており、その中から「活性化自己リンパ球移入療法」が高度先進医療として臨床の医療に取り入れられております。平成15年4月より開設された本大学院講座では癌に対する新しい治療技術として免疫細胞を利用した免疫細胞治療の新規開発のための基礎的研究、実用化を目指した臨床試験及びそれらを結ぶトランスレーショナルリサーチを行なっております。さらに免疫細胞治療実施のための特殊専門技術として免疫細胞の成分採取法、無菌的細胞培養法、細胞活性化技術、細胞加工・調整技術、安全性試験法などGMPに準拠した高度な技術の習得も大学院教育の目指すところとしております。

スタッフ
がん免疫細胞治療学(消化器がん)分野スタッフ
前列左から:
有賀 淳教授、James Mule教授、ミス・コーニー
後列左から:
小林泰信(JBT)、小寺由人(消化器外科)、
谷川啓司(JBT)、田中宜之(大学院研究生)、
清水公一(消化器外科)、中尾真修(大学院研究生)
2003年11月高松宮妃国際シンポジウムにて
 
研究活動

1.樹状細胞を用いた免疫細胞治療

「樹状細胞がんワクチン療法」
肝細胞癌、胆管細胞癌、膵臓癌、胆嚢癌、胆管癌に対して外科手術後に樹状細胞がんワクチン療法を実施して再発・転移予防効果を研究している。

「腫瘍内樹状細胞注入療法」
治癒切除不能高度進行消化器癌に対して自己樹状細胞を腫瘍内に注入することにより生体内で特異的免疫応答の誘導、強化を研究している。

2.活性化リンパ球を用いた免疫細胞治療

「活性化自己リンパ球移入療法」
多発性肝癌、癌性胸膜炎、癌性腹膜炎に対して活性化自己リンパ球移入療法の臨床効果を研究している。

「抗体医薬併用免疫細胞治療」
HER2、EGFR、CD20等に対するモノクローナル抗体と免疫細胞の併用による抗腫瘍効果の増強を研究している。

3.新規免疫細胞治療の開発プロジェクト

「Trident Cell Therapy」
同一の末梢血白血球より樹状細胞、Tリンパ球、NK細胞を同時に分離培養して治療に利用する複合免疫細胞療法トライデントの開発を目指した基礎及び臨床研究を行なっている。

「Trident-R(reloaded)」
トライデント細胞療法を応用して、抗原特異的CTL(DCAT)と活性化NK(LANK)を用いた免疫細胞療法トライデントR(リローデッド)の開発を目指した基礎及び臨床研究を行なっている。
研究可能テーマ(新規課題掲載、それ以外はPDF参照)
1. マウスES細胞からの樹状細胞の誘導
  (有賀教授・田中研究生)
2. 細胞再プログラミングによる樹状細胞化腫瘍ワクチンの開発
  (有賀教授・田中研究生)
3. Toll-like receptorとTCR Vbレパトアから解析した遺伝子制御自然免疫構築
  (有賀教授)
*テーマの内容・受け入れ人数については
PDFファイルをご覧ください→
研究可能テーマPDFファイル
大学院在校生の声
在校生 松下 典正松下 典正(まっくん)

もともと消化器病センター外科医療練士として外科研修をしていましたが、免疫細胞治療に興味を持ち、大学院に入りました。最初はまったくの素人でしたが半年で細胞培養、免疫染色、フローサイトメトリー、細胞傷害活性試験、ELISA、ELISPOTができるようになり、今後はRT-PCR、Westernblotting、細胞融合、遺伝子導入を覚えて研究を進めて行く予定です。基礎研究ばかりでなく大学での臨床試験に参加して治療に直結した有意義な研究をしたいと思っています。

教授はとてもやさしく、ラボは楽しく明るいです。講座ができたばかりでまだ学生は僕だけですが、細胞免疫と分子生物学に詳しい研究生の方々にいろいろ教えてもらっています。将来は米国の共同研究先への留学を計画しています。
 
大学院研究生の声
卒業生 田中宜之と中尾真修田中 宜之(よっしー)& 中尾 真修(マシュー)

鳥取大学大学院博士課程終了後米国ワシントン大学にて免疫細胞治療の基礎研究を行なっていました。現在大学院研究生として肺癌、乳癌に対する有効な免疫細胞治療の開発を目指しています。Molecular biologyが専門です。免疫細胞治療で癌を治したい方、是非いっしょに研究しましょう。(よっしー:写真右)

久留米大学大学院博士課程終了後独国ノルドウエスト病院にて腫瘍免疫の研究を行なっていました。腫瘍抗原の同定、解析が専門です。現在がん抗原ペプチドを利用した癌ワクチンや特異的免疫細胞治療の開発を進めています。興味のある方は是非いらして下さい。(マシュー:写真左)。

●主な留学先・海外共同研究施設
・ミシガン大学腫瘍外科(Alfred E. Chang教授)
・タンパ大学モフィット癌センター(James J. Mule教授)
・ピッツバーグ大学免疫学講座(Olivera J. Finn教授)
・南カリフォルニア大学(Jeffrey Weber教授)

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