お知らせ

2017年11月17日  【先端生命医科学研究所】日本医療研究開発大賞 経済産業大臣賞を受賞
先端生命医科学研究所             
第1回日本医療研究開発大賞 経済産業大臣賞 受賞
 
TWIns
 
 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所は早稲田大学 先端生命医科学センターとともに日本医療研究開発大賞 経済産業大臣賞を受賞いたしました。
(詳細:内閣官房 健康・医療戦略室 健康・医療戦略推進本部

 本賞の表彰は、大学、公的研究機関、企業等における医療分野の研究開発やその成果の実用化において、画期的・重要な成果を収める、先導的な取り組みを行う等、研究開発の推進に多大なる貢献をしたと認められる個人又は団体に対して行われるもので、今回はその第一回目の表彰ということで非常に栄誉な受賞となりました。

 当研究所は1969年、当初、「医用技術研究施設」として発足、世界に先駆けて医薬・医療機器産業技術者のための系統的医学教育を目的とした「バイオメディカル・カリキュラム(BMC) 」を開講しました。これまでに受講者は2000名を超えており、医薬・医療機器業界の第一線で活躍する人材を多数輩出してきました。
 また同研究所および早稲田大学先端生命医科学センターは2008年に「東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設(TWIns)」を開設、国内外の医工連携、国際連携を実施できる体制を整備し、再生医療、インテリジェント手術室など常に新しい医薬・医療機器産業の創出に向けた研究・教育を実施しております。
 
​ 今回はこれら長年の当研究所における研究・教育活動の成果が高く評価されたもので非常に喜ばしいと同時に、当研究所を牽引してこられました歴代施設長である、桜井靖久先生、岡野光夫先生に心より感謝申し上げます。また、BMCにおける教育、TWInsの設立、当研究所における教育・研究にご尽力いただきました学内外の数多くの方々にも深く御礼申し上げたいと存じます。

 この栄誉はひとえに皆様方のご指導ご支援の賜と心より感謝申し上げるとともに、2019年には開設50周年を迎えます当研究所のさらなる発展に向けた期待と激励と受け止め、研究所一同、力を合わせて一層の努力をいたす所存でございますので、引き続き変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
 
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所
所長・教授 清水達也
清水教授