大切にしていること:専心

佐藤由紀子 [東京女子医科大学病院] 在宅医療支援・推進室勤務/がん看護専門看護師エキスパートナース 福島県出身/1997年入職

「みんなちがってみんないい」 あなたの大切にしていることは なんですか?

活動のテーマは、脳腫瘍(グリオーマ)の患者さんの社会復帰支援です。

がん看護専門看護師として、患者さんやご家族の心に寄り添える看護を心がけています。

私は、今、がん看護専門看護師として働いています。専門看護師は、実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の6つの役割があります。

在宅医療支援・推進室では、当院で治療を受けられた患者さんが、退院してからも自宅でご家族と一緒に安心して暮らせるように、また、地域社会で自分らしく役割を担えるように支援しています。また、自宅での看取りを希望するがんの終末期の患者さんの支援もしています。看護相談では、がんとともに生きていく患者さんやご家族の心に寄り添える看護を心がけています。

大学に進学し看護学以外の学問に触れ、新しいことに挑戦することの楽しさを学びました。

私ががん看護専門看護師を目指すようになったきっかけは、看護師6年目の時に大学に進学したことです。大学では、看護学以外の学問に触れ、思想や歴史や表現など目には見えないことを丁寧に言語化することの大切さや、相手の考えを聴いてその考えに至った背景を考えることの重要さ、新しいことに挑戦することの楽しさを学びました。自分が変化したことで、日々の看護や看護学が、より新鮮で奥深いものだと感じるようになり、大学院では看護の専門性を高めたいと思いました。大学院では看護研究の方法とがん看護について学び、実践することで鍛えられたと思います。

高次脳機能障害を有した患者さんやご家族を支援しています。

当院では、医師や看護師の他、多方面の分野の有識者が集まってグリオーマの治療を受ける患者さんを対象とした研究を行っています。グリオーマの患者さんは、頭が疲れやすい、仕事でうっかりミスをする、言われたことを覚えていられない、決まった時間までに仕事が終えられないなど、外見では障害を有しているとは気付かれないような、グリオーマ特有の「高次脳機能障害」が生じて、退院後の社会面に影響をきたしていることが明らかとなっています。

グリオーマの病態と高次脳機能を正しく理解し、高次脳機能障害を有した患者さんやご家族の病気と障害を受け止める心理過程に寄り添い、皆で具体的な支援活動ができることを目指しています。

今後、皆さんとがんの看護について一緒に考え、働けることを楽しみにしています。

  • 前の先輩を見る

主なカテゴリ
  • ホーム

  • メッセージ

  • 病院紹介

  • 採用情報

  • 応募要項