内分泌疾患総合医療センター
内分泌外科
Endocrine Surgery
| 診療フロア | 診療担当表 |
内分泌外科は1981年に開設されました。
・甲状腺がん:
甲状腺機能の温存を心がけております。進行度や危険度を見極めて全摘の場合も合併症の少ない手術を目指しております。
・副甲状腺機能亢進症:
副甲状腺病変は小さいことが多いですが適格な診断と手術には熟練を要します。できるかぎり低侵襲の手術を心がけております。
・副腎ホルモン産生腫瘍:
1996年以降は内視鏡(腹腔鏡)を用いた低侵襲の手術を標準術式としています。
・乳がん:
当科では、温存率は約56%であり。全国でも数少ないRI(アイソトープ)法と色素法併用によるセンチネルリンパ節生検を実施し、安全かつ患者さんの女性性を大切にした診療を提供しております。
甲状腺が腫大して動悸、頻脈、体重減少などをきたし、ときに眼球突出を伴う疾患です。薬物治療が原則ですが、治りにくい時や副作用のある場合は手術や放射線治療を行います。
甲状腺腫瘍は良性と悪性があり、とくに悪性腫瘍(がん)は5種類にわけられ、それぞれ性質が異なり、治療法も異なるので、がんというだけでなく正確な診断が必要となります。良性の結節には原則として手術はしませんが、がんと区別の難しい例は手術適応としています。
甲状腺におこる炎症は急性、亜急性、慢性など原因と症状が異なる3種類があり、ホルモンのレベルも変化します。治療法も異なりますので専門医の受診が必要です。
いずれの疾患も、治療は内視鏡手術が基本です。
副腎皮質の腫瘍からコルチゾールというホルモンが過剰に分泌され、顔面や体幹の 肥満、赤ら顔、皮下出血、高血圧、糖尿病などをきたします。脳下垂体の病気によっても起こります。
アルドステロンというホルモンの過剰によって、高血圧、低カリウム血症、筋肉の脱力などが起こります。大部分は良性腫瘍が原因です。
空腹になると特徴的な低血糖発作(冷や汗、動悸がおこったり、意識が障害される)を起こします。膵臓の腫瘍からインシュリンが過剰に分泌されることが原因です。
胃や十二指腸に潰瘍が多発する病気です。やはり、膵臓の腫瘍が原因です。
乳房におこる腫瘍です。病気の進行度によって治療方法がことなります。センチネルリンパ節生検を行って、合理的な治療法を追求しています。またQuality of Life を大切にした治療を心がけています。
すべての疾患を通じて、診断と治療においては侵襲が少なくまた機能を保存するよう努めています。診断のための検査は外来で行い、入院期間を短くするよう努めています。