八千代医療センター

新棟オープンのお知らせ

新棟の特徴

新棟建物の特徴

八千代医療センターは「地域に親しまれ、安全で開かれた病院」を設計テーマとしており、特徴的なファサードは一目で認識でき、八千代の街のランドマーク的な存在になることを意図しています。今回の増築に際しては、既存との連携、全体的な統一感を最も重視して計画しました。
既存の外来棟・第1病棟各々の棟が独立した分棟形式であるので、今回の増築工事にあたっては既存への影響を最小限に抑える事ができました。また建設事情が激変する中、コスト的にも、限られた土地利用計画上からもメリットがある、1階の柱上部に免震部材を備えた柱頭免震構造を採用しました。1階は既存建物と同じ鉄筋コンクリート造ですが、2階から上層部及びヘリポートは建物の軽量化を図り鉄骨造としています。またもともとあった立体駐車場の地下躯体も解体せずそのまま利用する計画とし、コスト削減と周囲への影響の低減化を図りました。

今回の増築に合わせ発電機設備を増設し、MPC(医業継続計画:Medical Continuity Plan)の向上を図りました。このことにより通常利用時の約80%の状態で72時間のバックアップ可能としています。また病床のベッドライト、ダウンライト等、全ての照明をLED化することにより、長寿命化、省電力化を図っています。

病室内の空調は、部屋ごとに運転できるエアコンを完備、トイレは衛生面に配慮し、清掃性のよい壁掛式の洗浄便座を採用しています。またベッドごとに、医療ガスアウトレットを完備しています。

新棟建築工事過程

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2F救命ICU

2F救命ICU

屋上ヘリポート

屋上ヘリポート

1Fサーバー室

1Fサーバー室

柱頭免震構造

柱頭免震構造