| 主任教授からのメッセージ |
内潟安子 Yasuko Uchigata
内科学第三分野は、糖尿病を中心とした代謝内科学を担当しています。わが国の糖尿病患者数は、生活習慣の欧米化と超高齢化社会の到来によって近年急速に増加し、健康をおびやかす重大な疾患として「21世紀の国民病」と呼ばれています。
糖尿病はインスリンの作用不足によって生じる慢性高血糖を主徴とする代謝疾患群であります。本病態の特徴であるインスリン分泌低下とインスリン抵抗性の機序に関する研究の進歩はめざましいものがあります。
また、糖尿病の臨床においては、大血管障害と細小血管障害で大きく2分されるさまざまな合併症が患者QOLを低下させ、医療経済的にも大きな負担となり、ともに大きな問題となってきております。よって、これら合併症の発症と進展の予防や阻止ということが喫緊の事案となっています。発症および進展予防・阻止には血糖コントロールのみならず血圧コントロール、肥満の是正、血清脂質のコントロール、禁煙指導が重要であると考えられています。
内科学第三分野は、世界でも最大規模の糖尿病センターの診療部門を有し、糖尿病の成因、糖尿病の治療、糖尿病性合併症の成因と治療、ライフステージ別の糖尿病患者(小児・ヤング、妊娠、高齢者)を対象とした基礎的・臨床的研究をおこなっており、多くの医局員が力を注いでいます。
糖尿病を中心とした代謝疾患・生活習慣病の臨床と研究に情熱をもっている若手医師に是非大学院に入学していただき、以下のような研究を一緒におこない、糖尿病という病態の解明および糖尿病治療に光明を与えることができればと、切に願う次第です。 |
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| 研究活動 |
| 1. |
糖尿病の成因・病態に関する研究 |
| 2. |
糖尿病の治療に関する研究 |
| 3. |
糖尿病の疫学に関する研究 |
| 4. |
ヤング・小児(1型/2型)糖尿病に関する研究 |
| 5. |
糖尿病性腎症に関する研究 |
| 6. |
糖尿病足病変・フットケアに関する研究 |
| 7. |
糖尿病妊婦・妊娠糖尿病に関する研究 |
| 8. |
糖尿病と心疾患に関する研究 |
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| 研究可能テーマ |
| 1. |
糖尿病の成因に関する分子遺伝学的研究 |
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(内潟教授・岩崎准教授・尾形講師) |
| 2. |
1型糖尿病の疫学的研究 |
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(内潟教授・ヤンググループ) |
| 3. |
最終糖化産物とその受容体を中心とした糖尿病性合併症の成因研究 |
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(内潟教授・ヤンググループ) |
| 4. |
糖尿病患者の心理社会的背景の研究 |
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(内潟教授・ヤンググループ) |
| 5. |
若年発症2型糖尿病の合併症発症に関する疫学研究 |
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(内潟教授・ヤンググループ) |
| 6. |
妊娠時のインスリン抵抗性の成因解明に関する研究―TNF-αの関与― |
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(内潟教授・妊婦ケアグループ) |
| 7. |
データマイニング法による糖尿病治療法の解析 |
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(内潟教授・佐倉准教授ら) |
| 8. |
糖尿病性腎症の成因および進展予知因子―糖尿病性腎症のsusceptibilityに関する遺伝マーカー、バイオマーカーの検索― |
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(内潟教授・馬場園講師ら) |
| 9. |
糖尿病患者における左室肥大に関する臨床的研究 |
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(内潟教授・佐藤准教授ら) |
| 10. |
疫学的アプローチによる糖尿病発症基盤の解明と糖尿病予防戦略に関する検討 |
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(内潟教授・中神講師ら) |
| 11. |
膵β細胞のミトコンドリア機能に関する研究 |
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(内潟教授・尾形講師) |
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