東京女子医科大学大学院
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  生理学(一)分野

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主任教授からのメッセージ

川上 順子 Yoriko Kawakami

Decay of Pain. 21世紀の科学戦略目標の一つとして痛みの解明が挙げられており、痛みの中枢機構、情動との相互的な関係など痛みに関する高次機能とも言うべき領域の研究がすすめられている。教室では、シナプスレベル、in vivo レベルの基礎医学的な実験手法により、痛覚および末梢神経損傷に関わる上位中枢での神経の可塑的変化を明らかにすることで、 痛みの中枢機構の解明を目指している。さらに、痛み治療の分野で注目されている低線量ガンマ線(ガンマナイフ)を中心とした定位脳放射線療法の効果機序を明らかにしようと、臨床科との共同研究がすすめられている。また、脳の生後発達に伴う神経回路の改編機構についても研究を進めている。近年、多くの基礎研究が臨床応用を目的とするようになってきているが、第一生理学教室においても医学部における研究の利点を活かし、臨床教室との共同による臨床フィードバック型の研究が多くなってきている。

スタッフ
主任教授 川上順子
教 授   宮田麻理子
講 師   神山暢夫
助 教   木内(矢ヶ崎)有希
 〃   南雲康行
 〃   竹内雄一
 〃   鳴島円
大学院生 曽我部昌一
非常勤  片山洋子
 〃   塩澤昌英
 〃   三浦正己
事 務   居駒純子
研究補助 奈良場江未子
 
研究活動および研究可能テーマ
1. 中枢における痛みの認知
(川上教授)
  ・扁桃体・前頭前野経路とドーパミン系が前頭前野皮質における疼痛反応にあたえる影響
・中間皮質系ドーパミン作動性経路による帯状回皮質における疼痛反応の修飾
・海馬・前頭前野経路に誘導される前頭前野皮質における疼痛反応の可塑的変化
2. ガンマナイフの機能的脳疾患における治療効果の機序解明
(川上教授、神山講師、木内助教)
  ・疼痛モデルラットにおけるガンマナイフ照射の影響
・脳定位的放射線照射の機能的脳障害への適用を目指して
3. 中枢神経系の改編機構
(宮田教授、南雲助教、竹内助教、鳴島助教)
  ・体性感覚シナプスの生後発達機構
・in vivo イメージングおよびパッチクランプ法による大脳皮質体性感覚野ニューロンの機能解析
・神経損傷時における上位中枢神経回路のリモデリング機構
・上位中枢におけるシナプス伝達修飾機構
 
※研究活動の詳細は学部の講座ホームページ、研究可能テーマの詳細はシラバス参照。

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