検査と臨床経過  

糖尿病は、尿検査に異常が現れる前から、腎臓に病変が作られます(腎症1期;腎症前期)。糸球体の基底膜が厚くなってきて、そこから小さいタンパクであるアルブミンが微量に漏れるようになってきます(腎症2期:早期腎症期)。

さらに進行すると、病変は広がり、糸球体に結節なども作られるようになると、蛋白尿が明らかになり(腎症3A期:前期顕性腎症期)、腎機能の低下も認められるようになります(腎症3B期:後期顕性腎症期)。さらに腎機能が悪化し(腎症4期:腎不全期)、透析療法が必要になります(腎症5期:透析療法期)。

なお、血尿はほとんど認めず、あってもごくわずかです。

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  • 1期  (前期)
  • 2期  (早期)
  • 3A/3B期 (顕性蛋白尿期)
  • 4期  (腎不全期)
  • 5期  (透析療法期)