癌(がん)
Cancer
TOKYO WOMEN’S MEDICAL UNIVERSITY HOSPITAL
Department of Urology,kidney Center

主なカテゴリ
東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター泌尿器科

腎臓がん・前立腺がん・膀胱がん・その他腫瘍

腎臓がん

前立腺がん

膀胱がん

その他腫瘍

  • 種類と症状
  • 検査
  • 進行と転移
  • 手術・治療
  • 腎がんQ&A
  • 免疫療法

私たちの腎臓

腎臓は腰の高さに背骨をはさんで左右ひとつずつあります。
血液によって運ばれる老廃物は腎臓でろ過され、尿として排泄されます。また、血球を増やす物質や血圧を調節する物質をつくったり、ビタミンを活性化したり、大切な役割をもっているのが私たちの腎臓です。

  • 私たちの腎臓
  • 私たちの腎臓

腎臓にできる腫瘍の種類

腎嚢胞  
良性腫瘍 腎血管筋脂肪腫
オンコサイトーマ
腎細胞癌 淡明細胞癌
顆粒細胞癌
嫌色細胞癌
紡錘細胞癌
乳頭状腎細胞癌
嚢胞由来腎細胞癌
嚢胞性腎細胞癌
その他 腎盂癌
集合管癌(Bellini管癌)
[WHO分類(1998年)に準じた腎実質の上皮腫瘍の組織的分類より改変]

腎臓にできる腫瘍の種類

  • 淡明細胞癌淡明細胞癌
  • 嚢胞由来腎細胞癌嚢胞由来腎細胞癌

腎癌の症状

初期では症状が出ることはまれです。
腎癌の症状

転移しやすい場所と転移による症状

転移しやすい場所と転移による症状

腎盂尿管癌とは

腎臓で作られた尿は腎盂、尿管をとおり膀胱に貯められます。腎盂、尿管、膀胱とも移行上皮という粘膜があり、煙草などの発癌誘発因子により移行上皮癌が発生することがあります。腎盂尿管の粘膜より発生する癌が腎盂尿管癌です。腎盂尿管癌が発生した方の20%に膀胱癌が発生するといわれています。

腎盂尿管がんの症状
最も多い症状は無痛性の肉眼的血尿です。腫瘍により尿管が徐々に閉塞した際水腎症を呈し発見されることもあります。
診断
・尿検査
血尿や尿中癌細胞の有無を調べます。
・超音波検査
癌により尿の通過経路が閉塞されると水腎症という状態になり、超音波により診断できます。
・レントゲン検査
静脈より造影剤を注射する排泄性尿路造影検査では、病変の部位や水腎症の程度を、また膀胱鏡を行い尿管にカテーテルを挿入する逆行性腎盂造影検査では病変の広がりや癌細胞の有無を調べることができます。
・CT検査
血尿、水腎症を生じる結石との区別に有用です。病期の進行度を調べることにも有用です。
・尿管鏡
尿道、膀胱を経由して尿管の中を直接カメラで見る方法です。肉眼的に腫瘍を確認することや組織検査を行うことができます。下半身の麻酔(腰椎麻酔)で検査を行うため入院が必要です。