医局の歴史

歴史変遷

 現在の腎臓病総合医療センターの母体の人工腎臓センターは1972年11月に発足しました。1979年4月、泌尿器科学教室と合併し腎臓病総合医療センターが正式に開設。1980年4月、第3外科学開講(主任教授 太田和夫)し、太田教授が腎臓病総合医療センター所長に就任しました。1981年4月、阿岸鉄三助教授が第3外科教授に昇格し、人工臓器の研究がより活発に行われるようになりました。1983年にサイクロスポリンAが導入され、腎移植手術数が年間130例を越すまでに飛躍的に増加し、腎臓病総合医療センターでは現在までに3600例以上の腎移植を施行しています。この間ABO不適合腎移植を術前の抗体除去を施行することで可能とし、日常の診療として定着させました。また、生体腎ドナーの手術的侵襲を軽減するため、2001年からは鏡視下腎摘術を施行し、現在までに800例以上を数えています。また周術期管理を徹底することで腎不全患者でも安全に手術が行えるようになり、消化器手術を中心とした腎不全患者に対する手術症例も増加しました。一方、第3外科として、腎移植だけでなく肝、膵、小腸移植を実現するため1985年頃より本格的に研究が開始されました。その結果1989年に第1例目の生体肝移植を成功させ、現在までに80例以上の症例を経験しています。また1989年には第1例目の膵移植も行い、これまでに40例以上を数えています。

 現在教室では、一貫して臓器移植、腎不全外科、一般外科、血液浄化療法、人工臓器の研究と診療を行っています。診療面では、腎移植、肝移植、膵移植を柱として、腎不全患者に対する消化器手術、上皮小体(副甲状腺)手術、ブラッドアクセス手術等を多数施行しています。また血液浄化部門では、腎不全のみならず、肝不全、多臓器不全や免疫疾患に対する各種アフェレーシスを積極的に行っています。

 本教室の研究・診療の目標は、臓器不全に対して総合的にアプローチすることです。さまざまな方向からの研究が、臓器不全で苦しんでいる患者さんに少しでも役立つように基礎的あるいは実践的な研究に力を注いでいます。

東京女子医科大学病院

東京女子医科大学 腎臓外科

東京女子医科大学
腎臓外科

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診療時間
平 日 9:00~11:00
    13:00~16:00
土曜日 9:00~11:00
※ 土曜日午後は救急外来
休診日
日曜、祝日、第3土曜日
創立記念日(12月5日)、
年末年始