セミナー・イベント・学会のお知らせ

2025年08月05日  第91回東京女子医科大学学会総会公開シンポジウム開催のご案内:2025年9月27日(土)
このたび東京女子医科大学学会では、以下のとおり公開シンポジウム「変貌する脳神経診療:最新治療と未来地図」を開催する運びとなりました。本シンポジウムでは、脳神経疾患の最新の治療動向および今後の展望について、本学の専門家5名による講演と討論を通じて、広く一般の方々や医療関係者の理解を深めることを目的としております。
ご関心をお持ちの方は、会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。
 
《開催概要》
開催日時:2025年9月27日(土曜日)13:30~16:00
対面会場:東京女子医科大学 弥生記念講堂
同時配信:Zoomウェビナー
対  象:一般の方、医療従事者、東京女子医科大学の学生・教職員、
     東京女子医科大学学会会員
参加費:無料
 
《趣旨》
脳の病気の治療は今、大きく進化しています。
認知症では、原因のひとつとされる異常なたんぱく質を取り除く点滴治療が始まりました。多発性硬化症視神経脊髄炎関連疾患重症筋無力症では、再発や悪化を防ぐ新しい薬が次々と登場しています。脳梗塞の原因となる心房細動では、心臓の中で血栓ができやすい場所(左心耳)をふさぐカテーテル治療が行われるようになっています。くも膜下出血脳梗塞には、カテーテルを使った治療が進化し、より安全で迅速な対応が可能になりました。パーキンソン病ジストニアなどでは、脳の特定部位にピンポイントで働きかける、体への負担が少ない治療法も進んでいます。
今知っておきたい最新の治療法とこれからの可能性について、本学の専門医がわかりやすくご紹介します。
 
《プログラム》
13:30 三谷昌平 先生(東京女子医科大学学会 会長):会長挨拶
13:35 藤堂謙一 先生(脳神経内科 教授/座長):挨拶・趣旨説明
13:40 吉澤浩志先生(八千代医療センター脳神経内科 准教授):
      大きく変わる認知症診療~必須となった早期診断と早期治療~
14:00 池口亮太郎先生(脳神経内科 講師):神経免疫疾患の最新治療
14:20 長谷川瞬先生(循環器内科 助教):
      左心耳を閉じる心臓デバイスで脳卒中を防ぐ~心臓から考える脳の未来~
14:40 石川達也先生(脳神経外科 講師):最新の脳血管内治療 〜未破裂脳動脈瘤〜
15:00 金 吉秀先生(脳神経外科 助教):最新の機能神経外科治療
15:20 休憩
15:30 パネルディスカッション
16:00 終了
 
《参加方法》
対面会場をご希望の方は、当日、直接会場までお越しください〔事前申込不要〕。
同時配信をご希望の方は、以下の登録用URLより必要事項をご入力のうえ、「登録完了メール」内記載の参加用URLをクリックしてご参加ください。
 登録用URL:https://zoom.us/webinar/register/WN_qCvkBebSSXWyhzrDl7qrmg
 
《問い合わせ先》
東京女子医科大学学会事務局
東京女子医科大学 彌生記念教育棟1階 図書館内学会室
※学会サイト〔https://www.twmu.ac.jp/gakkai/meeting/soukai_symposium.html〕もご参考ください。