お知らせ

2019年09月27日 「第59回 女子医大祭」開催のお知らせ:10月25日(金)、10月26日(土)

 東京女子医科大学学園祭
『新時代、働き方改革でlet’s en女医』
 


本年度の学園祭のテーマは『新時代、働き方改革でlet’s en女医』です。
社会で輝き続ける女性を目指して日々を過ごす女子医大生の学生生活を、
学園祭を通してのぞいてみませんか?
日本唯一の女子医科大学ならではの、魅力ある企画を多数ご用意しております。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 
第59回女子医大祭医学部実行委員長 宮本のぞみ


●公開テュートリアル・展示
本学の医学教育の特徴である「テュートリアル」、のぞいてみませんか?
2日目の公開テュートリアルでは、学生がテュートリアルを実演いたします。
両日の展示では、テュートリアルについて詳しくご紹介しております。
受験生の皆さまをはじめ、毎年ご好評いただいている企画です。ぜひお越しください!

<公開テュートリアル>
日時:10月26日(土)13:00~15:00ごろ(12:30開場)
場所:中央校舎5階 500講義室
<展示>
日時:10月25日(金)10:00~16:00
   10月26日(土)10:00~16:00
場所:中央校舎5階 501講義室
 
 
●入試説明会(医学部)
現役医学生が受験の悩みや、大学生活、女子医大での生活などの相談にのります!
お菓子・飲み物もご用意しておりますので、受験生の皆さん、ご家族の方々、ぜひお気軽にいらしてください!予約などは不要です。
日時:10月26日(土)10:00~17:00
場所:中央校舎5階エレベータ前524小講義室
 
●医学部講演会
「女性医師のキャリアパス -Think globally, Act globally-」
講演者:坂元晴香先生(東京女子医科大学 国際環境・熱帯医学講座 助教)
日時:10月25日金曜日 10:30~12:00 (10:00開場)
場所:東京女子医科大学 臨床講堂
 
●各部活による舞台発表(弥生記念講堂)
・看護学部音楽部:25日(金)       13:00開場       13:30開演
・中夜祭:25日(金)           17:00開場       17:30開演
・ダンス部:25日(金)          19:30開場       19:45開演
・箏曲部:26日(土)           10:00開場       10:15開演
・Ballroom Dancing部:26日(土)     14:00開場       14:15開演
・室内楽団 オータムコンサート:26日(土)  18:45開場       19:00開演



 

●各部活による模擬店販売・展示
【販売】
 ワンダーフォーゲル部:ホットドッグ・フランクフルト
 弓道部:点心・タピオカミルクティー
 地域保健研究会:たいやき
 馬術部:ドーナツボール
 水泳部:おでん
 バレーボール部:からあげ
 バスケットボール部:焼きそば
 陸上部:あげもち
 小児医療研究会:ベビーカステラ
 アーチェリー部:チュロス
 スキー部:チョコバナナ
 フットサル部:フルーツポンチ
 ゴルフ部:揚げたこ焼き
 写真部:ケーキ
 美術部:アクセサリー・小物
 軽音楽部:ノンアルコールカクテル
 
【展示】
 SP研究会
  場所:中央校舎4階400
  医療面接ワークショップを行います
 美術部 
  場所:弥生記念講堂地下ホワイエ
  部員の作品を展示します
 地域保健研究会
  場所:佐藤記念館3階306
  地域保健研究会の活動内容と合宿報告を行います
 メディア文化同好会
  場所:佐藤記念館3階303
  イラストや部誌の配布を行います
 写真部
  場所:中央校舎2階談話室
  部員の撮影した写真の展示を行います
 華道部
  場所:弥生記念講堂1階ホワイエ
  部員が生けた花の展示を行います
 軽音楽部
  場所:佐藤記念館1階マルチパーパス
  各バンドによるライブを行います
 看護学部音楽部
  場所:弥生記念講堂
  開場:10月25日(金) 開場13:00 開演13:30
 
ぜひ色々な展示・発表をご覧いただき、女子医大ライフを感じてください。
 
●女子医大・東京医大ファミリーサポート【全体交流会】
子育て支援活動の展示と紹介。手作りおもちゃの体験を行います。
日時:10月26日(土)11:00~15:30
場所:佐藤記念館3階302
※詳しくはこちらまで
 
●女子医大記念品販売
クリアファイル、ジェットストリーム4&1多機能ボールペン(0.5mm)、リールキーホルダー、白衣を販売いたします。全て学生がデザインしたオリジナルとなっております。女子医大祭でのみの販売となりますので、この機会にぜひお求めください。
商品の詳細につきましてはこちらをご覧ください。
価格は当日販売価格となっております。
 
●企画委員 
企画委員は和菓子とクリップを販売します。和菓子のラインナップは例年のみたらし団子に加え、よもぎ餡のお団子に磯辺餅も!個包装なのでお好きな時にお召し上がりいただけます♪
クリップは今年の女子医大祭限定のオリジナルデザイン!しおりにも使える優れものです。
企画委員の売り上げは世界中の子供たちのワクチン接種支援のため、全額寄付させていただきます。宜しければお手に取ってみてください。

●医学部学術展示
今年は、ドラマ『コウノドリ』を参考に妊娠~分娩における過程、分娩の種類、不妊治療や妊産婦において頻度の高い疾患などについて展示します。
日時:10月26日(土)9:00~16:00
場所:佐藤記念館3階305教室
 
●看護学部アロマハンドマッサージ体験
例年大好評のアロマハンドマッサージを今年も行います。アロマの効果を是非体験しにきてください。
日時:10月25日(金) 10:00~12:00 /13:00~15:00(14:30受付終了)
   10月26日(土) 10:00~12:00 /13:00~15:00(14:30受付終了)
場所:中央校舎4階424教室
 
●献血・骨髄バンク登録会
献血と骨髄バンクの登録会を行います。ご協力いただけた方には、わずかですが粗品をご用意しております。ご協力の程、よろしくお願い致します。
日時:10月26日(土)10:00~11:00/12:30~16:30
場所:弥生記念講堂横
 
●東京女子医科大学学園祭 看護学部企画
「出産に立ち会い、赤ちゃんを取り上げることだけにとどまらない助産師の仕事」について
助産師として実績があり本校の卒業生でもある方の講演会を通して、助産師という職業がどのようなものか知り少しでも多くの人の進路選択のきっかけとなる企画になっております。少しでも興味のある方は、是非お立ち寄りください。
講師:八千代マタニティーセンター武田助産院 武田智子先生
日時:10月25日(金) 11:00~12:30
場所:看護学部第1校舎123
 
●一次救命処置(BLS)体験
もしも目の前で人が倒れたら…?
救急車が来るまでの間に私たちに出来る一次救命処置(BLS)を体験してみませんか?
日時:10月25日(金)9:00~17:00
   10月26日(土)9:00~17:00
 
●中夜祭
日時 10月25日(金)
   開場17:00 開演17:30
場所 弥生記念講堂
チケット代
前売り:SS席800円、S席700円、A席500円
当日 :SS席900円、S席800円、A席600円

内容
今年の中夜祭は、学園祭1日目に、今話題の芸人3組が来ることとなりました!
それぞれの芸人に出演して頂き、余った時間で色紙のプレゼントや抽選会なども行う予定です。今年も盛り上がること間違いナシ!是非お誘いあわせの上、ご来場ください!
*出演者は変更になる可能性が御座います。予め御了承下さい。

出演

       ロバート         おばたのお兄さん        レインボー

中夜祭に関するお問い合わせはこちらまで!chuyasai2019twmu@gmail.com

2019年09月11日 本院 消化器・一般外科 山本雅一教授 モンゴル北極星勲章を授章

 令和元年8月26日、本院 消化器・一般外科 山本雅一教授・講座主任がモンゴルウランバートル政府庁舎にて、モンゴル大統領官房長官副長よりモンゴル北極星勲章を授与されました。

 授章の理由は、両国の友好親善に多大な貢献をしたこと、モンゴルがんセンターと協力して癌外科治療の臨床研究を推し進めたこと、医師や専門家を育てる活動に貢献したことなどの功績が認められたことです。モンゴル北極星勲章はモンゴルにおける最高の国家勲章であり、モンゴル国との経済、文化、技術等の交流に寄与した人に贈られ、これまで多くの政治家、財界人や文化人が授章されています。

 山本教授は2008年にモンゴルがんセンターを訪問し、がんセンター肝胆膵外科チーフであるChinburen医師と偶然に会い、Chinburen医師ならびにモンゴルがんセンターと協力して、その後11回の日本モンゴル消化器癌シンポジウムを毎年夏にウランバートルにて開催しました。日本では日本モンゴル消化器癌シンポジウム世話人会を組織し、毎年20名以上の日本人医師と共にモンゴルを訪れています。この活動には公益財団法人中山がん研究所からも多大な援助を頂いています。
 


左から 山本雅一教授・講座主任、モンゴル大統領官房長官副長

【山本教授より】
このたびの勲章受章は大変名誉なことです。これもひとえに中山がん研究所、日本のシンポジウム世話人の先生方、そして多くの東京女子医科大学消化器病センター外科の先生方のご支援によるものと深く感謝しております。この場をお借りして御礼を申し上げます。
 

2019年09月05日 4p欠失症候群のゲノム情報と自然歴の調査研究成果が「Congenital Anomalies誌」に公表されました

遺伝子医療センター ゲノム診療科 
山本俊至教授研究グループ
 
 4p欠失症候群は4番染色体短腕末端がうまれつき欠失していることにより、発達の遅れ、成長障害、てんかんなどを生じる疾患で、出生数万人にひとりで認められる希少疾患です。この疾患をはじめて明らかにした研究者の名前から、Wolf-Hirschhorn症候群とも呼ばれます。厚生労働省により、指定難病として認められています。

 4p欠失症候群を持つ患者さんの症状やその程度は様々ですが、4番染色体の欠失範囲もまた様々です。そこで今回、10名の患者さんにご協力いただき、染色体の欠失範囲の大きさをマイクロアレイ染色体検査で明らかにし、臨床症状との相関について調査させていただきました。その結果、最末端から2Mbの領域に位置するLETM1とWHSC1という2つの遺伝子の領域が最も重要であることがわかりましたが、4p欠失症候群を持つ患者さんに特徴的な顔貌の所見は、それより末端寄りの、FGFRL1遺伝子の領域に責任領域があることが示唆されました。

 この研究成果は日本先天異常学会の機関誌である「Congenital Anomalies誌」(令和元年9月2日発行)に掲載され、マイクロアレイ染色体検査の結果をまとめたFigureの1つが、Journalの表紙に選ばれました。
(Yamamoto-Shimojima K, Kouwaki M, Kawashima Y, Itomi K, Momosaki K, Ozasa S, Okamoto N, Yokochi K, Yamamoto T. Natural histories of patients with Wolf-Hirschhorn syndrome derived from variable chromosomal abnormalities. Congenit Anom (Kyoto). 2019; 59(5), 169-173. https://doi.org/10.1111/cga.12318 )