教育・研修、研究

東京女子医科大学 総合診療・総合内科学分野、東京女子医科大学病院 総合診療科の教育・研修、研究について

卒前教育undergraduate medical education

実際に地域で展開されている医療などを知り、地域住民のニーズに合致した包括的医療や多職種連携を理解し、全人的医療を実現させる総合診療、地域包括ケア、そして地域共生社会の重要性を認識できるようにします。そして実習や研修をとおして患者・住民のニーズに合った医療としての総合診療を実施できるようにします。また、多職種連携教育、生涯教育や大学院生に対する教育も実施しております。

下記が主な教育項目になります。

  1. 日本の医療の問題とその対策

  2. プライマリ・ケアの機能とその重要性

  3. よく遭遇する疾患の外来・入院診療

  4. 高齢者へのケア、終末期ケア

  5. 患者中心の医療

  6. 家族志向のアプローチ

  7. 地域志向のプライマリ・ケア

  8. 効果的な患者教育方法

  9. 地域共生社会など、予防や健康増進

  10. 在宅医療

  11. 地域包括ケア

  12. 多職種連携の重要性、および多職種連携を実施するために必要な技術

  13. その他

医学部2年生:至誠と愛の実践教育 シネメディケーション
医学部3年生:研究プロジェクト 総合診療、行動科学
医学部4年生:セグメント8(講義)
  1. 総合診療とは

  2. 臨床推論の極意とそれに必要な医療面接

  3. 二つの頭で考える―患者中心の医療―

  4. 家族志向のプライマリ・ケア、地域志向のプライマリ・ケア

医学部5年生:セグメント9(臨床実習・クリニカルクラークシップ(必修))
(2023年度~予定)
  1. 病棟実習

  2. 外来実習

  3. EMD(ウオークイン)実習

医学部6年生:セグメント9(臨床実習・クリニカルクラークシップ(選択))
  1. 病棟実習

  2. 外来実習

  3. EMD(ウオークイン)実習