ご挨拶greeting
2026年6月より東京女子医科大学眼科学教室第6代教授を拝命いたしました。長い歴史と伝統を有する本教室を担わせていただくことに、大きな責任を感じるとともに、大変光栄に思っております。歴代教授の先生方が築いてこられた実績を大切に受け継ぎながら、時代に求められる新たな眼科医療の発展に努めてまいります。
人間は外界からの情報の80%以上を視覚から得ているといわれています。視覚は日常生活において非常に重要な役割を果たしています。そのため視機能の低下は、生活の質(Quality of Life: QOL)に大きく影響します。だからこそ私たちは、単に病気を治療するだけでなく、患者さん一人ひとりの生活や思いに寄り添い、その方にとって最適な医療を提供することを大切にしています。当科では、高度で専門性の高い診療を提供するとともに、患者さんが安心して相談できる、温かく信頼される診療科でありたいと考えています。また、地域の医療機関や医療関係者の皆様にとっても、必要なときに頼っていただける存在であることを目指し、密な病診連携を大切にしていくつもりです。大学病院の重要な使命は、診療だけでなく、教育と研究にもあります。若手医師が臨床力と研究力を磨き、それぞれの可能性を伸ばしていける環境を整え、魅力ある教室づくりを進めていきたいと考えています。また、医学生に対しても眼科の奥深さや面白さを伝え、未来の眼科医療を担う人材の育成に力を注いでいきます。
伝統を守りながら、新しい知識や技術を積極的に取り入れ、患者さん、医療関係者、そして次世代を担う若い世代から信頼され、選ばれる教室を目指してまいります。







