お知らせ

2026年05月19日  堀 貞夫名誉教授(眼科学)が瑞宝小綬章を受章
 令和8年春の叙勲において、本学名誉教授の堀 貞夫先生(眼科学)が瑞宝小綬章を受章されました。
 瑞宝章は、国家又は公共に対し功労のある方及び公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方に授与される勲章で、その中で瑞宝小綬章は、社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方へ授与されるものです。
 堀先生(以下同教授)は、長年にわたり眼科学分野において、精力的に教育・研究・診療活動を進められました。
 同教授は眼科顕微鏡手術の普及と、それに伴う医局員へのご指導にご尽力されました。当時一般的であった肉眼的観察から、眼科用顕微鏡を使用した診療・治療へと技術が発展するなか、医局員の技術の習得が課題でありました。同教授は反復的な訓練を通じた習熟を義務付けられ、在籍する医局員の多くが顕微鏡手術を習得することができました。
 また、同教授は女性医師の比率が高い眼科学教室の特性を踏まえ、ライフステージの変化に対応可能な勤務体制(ワークシェアリング・短時間勤務)を整備することにより、医師人材の安定的確保に大きな効果をもたらしました。
 さらに1995年3月には、同教授の主導により日本眼科学会の分科会として、日本糖尿病眼学会が設立されました。糖尿病眼合併症に対する研究成果を表彰する奨励賞を設置され、糖尿病眼合併症領域の基礎と臨床の研究に邁進する医師や研究者、医療スタッフの育成・研究意欲の向上に大きく貢献されました。

 
~堀 貞夫名誉教授の略歴~

 1976年         群馬大学大学院医学研究科修了(医学博士号取得)
                      日本学術振興会奨励研究員
                      米国網膜財団眼研究所研究員
 1979年         東京大学 医学部眼科学 医員
 1981年         同 講師
 1988年         東京女子医科大学 医学部糖尿病センター 助教授
 1990年         同 教授
 1998年         同 眼科学主任教授
 2005年         同 病院副院長
 2008年         同 理事(2011年3月迄)
 2011年         同 評議員(2014年3月迄)
 2012年     同 名誉教授(現在に至る)