東京女子医科大学八千代医療センター

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専門・認定看護師・EN 連絡会

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八千代医療センターの専門看護師・認定看護師・エキスパートナース
専門・認定看護師・エキスパートナース連絡会

当院のエキスパートナース7名6領域、専門看護師3名
2領域、認定看護師20名13領域の看護分野で看護ケア
の質の向上を図る事を目的に活動しております。


専門・認定看護師・エキスパートナース連絡会

専門・認定看護師・エキスパートナース連絡会その2

T.エキスパートナース

エキスパートナース:精神看護専門看護師

 患者さんやご家族の不安、抑うつなどの精神症状、患者さんのせん妄などのケアの困りに対して、その状態や状況について、ご一緒にアセスメントし、ケアの方向性や計画を検討します。必要性に応じ、患者さんやご家族に面接やリラクセーション等の直接ケアを行います。また、看護職者の個人的なメンタルヘルスの相談、ピアサポートをしています。ときに、これらをとおして、職場ストレスの見直しや検討、はたらきかけも行っています。

エキスパートナース:集中ケア認定看護師

 突然な発症による病気やケガで入院治療を受ける方や悪くして重症となってしまった方、そのご家族を対象としています。病気により普段の生活が突然中断するという状況の中で、患者さんご本人やご家族は病気に関することだけではなく、社会的にも多くの対処を強いられ身体的にも精神的にも強いストレスに晒されます。したがって、一日も早く身体的精神的障害程度を最小限に回復できるよう、治療環境を調整し日常生活の援助を通して、多職種と連携をとりながら看護を行います。

エキスパートナース:糖尿病看護認定看護師

 血糖コントロールや合併症の予防、そして健常人と同じ寿命を全うすることが、糖尿病治療の最終目標と言われています。それとともに、患者さん一人一人が大切にしている価値観や大切にしていることにも注目し、患者さんとともによりよい療養方法を一緒に見つけていけるようお手伝いをしたいと考えています。そのために、糖尿病支援外来やフットケア外来、糖尿病教室などの患者支援を行っています。また、糖尿病の啓蒙活動として毎年11月の糖尿病週間・世界糖尿病デーには市民公開セミナーやブルーライトアップも行っています。
治療を行う主体は患者さん、いわば運転手です。私たちスタッフはそのナビゲーターの役割を担っています。最終的に進む道を選ぶのは患者さんですが、私たちスタッフはより安全に安心できる道を選ぶ方法をお知らせし、どの道を進む方がいいのかを一緒に考え探していけるようにサポートしていきたいと思います。

エキスパートナース:皮膚・排泄ケア認定看護師

 当院には2名の皮膚・排泄ケア認定看護師がいます。皮膚・排泄ケアとはWound:創傷、Ostomy:ストーマ、Continence:失禁の3分野に関する認定看護師です。

・ 創傷分野では治癒遅延のある創やスキンテア、褥瘡のある患者へのケア
・ ストーマ分野ではストーマ造設予定及び、緊急ストーマ造設される患者へのストーマサイトマーキングや術後のストーマケア
・ 失禁分野では失禁でのスキントラブル、排泄管理・指導

など、WOCを対象とした専門的なケアの提供と患者及び家族、医療スタッフへの相談・指導を行なっています。 また、褥瘡委員会や褥瘡リンクナース連絡会での活動を通し、褥瘡管理者として院内の褥 瘡発生の予防や早期治癒に努めています。ストーマ外来では退院後の状況に合わせたスト ーマケア方法の提案や装具選択などを通し、自宅で少しでも快適に過ごせるように援助し ています。

エキスパートナース:母胎集中治療領域

 八千代医療センター母体胎児ユニットは総合周産期センターとして、急性期にあるハイリスク妊産婦も多く受け入れており、主にMFICUで助産師が自立して助産ケアを行えるよう支援しています。
妊娠・分娩期は、健康であった母児が異常に移行しやすい時期であり、短時間で重篤な病態となることもあります。正常から逸脱した母親や家族は身体的・心理的問題に加え、倫理的な問題に直面することも多く、その問題解決のため新生児部門や多職種と協働し質の高い医療を提供できるようコーディネイトしています。
院内では母親自身やお子さんの入院により母乳栄養の中断を余儀なくされている方への乳房ケアや、基礎疾患の治療のため入院している妊婦・褥婦に対する胎児の健康状態の確認、子宮復古の促進のためのケア、保健指導を提供できるよう活動しています。
3施設合同の新人助産師研修で卒後研修にも携わっています。

エキスパートナース:メンタルヘルス

 平成27年に厚生労働省より「労働者の心の健康の保持推進のための指針」が定められ、職場におけるメンタルヘルス対策が推進されるようになりました。看護師という職業は、患者様、ご家族様、さらには医療他職種などすべての人に関わる仕事であり、最もコミュニケーションを大切にしています。情熱や働きがいを感じ、患者様に寄り添ったその人らしい看護を提供し続けていくためには、今いる看護師が定着し心身ともに健康で、いきいきと生産性の高い働き方を身に着けていくことが必要です。そうすることでチームとしても組織力を発揮でき、病院全体が明るく安心できる空間となっていきます。メンタルヘルス(心の健康)を重要な資源と考え、職場全体の健康度を向上させることで安心できる病院作りに取り組んでいます。


U.専門看護師

がん看護専門看護師

 がんになったその時から終末期に至る全ての期間において、がん患者さんとご家族が納得して最良の医療が受けられるよう、専門知識・技術に基づいた支援を行っています。
外来では、早期からの緩和ケアを推進し、診断、治療、在宅への移行などさまざまな場面で切れ目のないケアを提供できるよう、看護チームと共に取り組んでいます。
病棟では、診断期からお看取りまで、がん患者さんやご家族の意思決定支援、療養環境場所の調整、苦痛症状の緩和、グリーフケアなどを医療チームだけでなく、他職種チームで取り組んでいます。
また、緩和ケアチームのメンバーとして、がんの辛い症状(痛み、呼吸困難感、倦怠感など)を緩和するだけでなく、複雑な問題を抱える患者・家族のケアについて医療チーム全体で考え、各職種の力を充分に引き出せるような支援を心掛けています。

精神看護専門看護師

患者さんやご家族の不安、抑うつなどの精神症状、患者さんのせん妄などのケアの困りに対して、その状態や状況について、ご一緒にアセスメントし、ケアの方向性や計画を検討します。必要性に応じ、患者さんやご家族に面接やリラクセーション等の直接ケアを行います。また、看護職者の個人的なメンタルヘルスの相談、ピアサポートをしています。ときに、これらをとおして、職場ストレスの見直しや検討、はたらきかけも行っています。


V.認定看護師

救急看護認定看護師

 救命ICUとERで勤務しています。救急現場では突然の事故や脳卒中、心疾患や急激な持病の悪化など老若男女問わず様々な疾病や怪我を患った患者さんがいます。患者さんの病態に応じて、問題の優先順位を迅速に判断し(トリアージ)、安全で効率的に次の治療へとつなげていく看護を展開しています。また、生命の危機を乗り越えられるようなケアにとどまらず、心身の障害を最小限にとどめ、来院時から社会復帰を見据えた看護ケアの提供を行っています。患者さんだけでなくそのご家族も看護の対象とし、多職種と連携しながら身体的側面だけでなく心理・社会的状況をもふまえ支援しています。

皮膚・排泄ケア認定看護師

 当院には2名の皮膚・排泄ケア認定看護師がいます。皮膚・排泄ケアとはWound:創傷、Ostomy:ストーマ、Continence:失禁の3分野に関する認定看護師です。

・ 創傷分野では治癒遅延のある創やスキンテア、褥瘡のある患者へのケア
・ ストーマ分野ではストーマ造設予定及び、緊急ストーマ造設される患者へのストーマサイトマーキングや術後のストーマケア
・ 失禁分野では失禁でのスキントラブル、排泄管理・指導  など、

WOCを対象とした専門的なケアの提供と患者及び家族、医療スタッフへの相談・指導を行なっています。
また、褥瘡委員会や褥瘡リンクナース連絡会での活動を通し、褥瘡管理者として院内の褥 瘡発生の予防や早期治癒に努めています。ストーマ外来では退院後の状況に合わせたスト ーマケア方法の提案や装具選択などを通し、自宅で少しでも快適に過ごせるように援助し ています。

集中ケア認定看護師

 突然な発症による病気やケガで入院治療を受ける方や悪くして重症となってしまった方、そのご家族を対象としています。病気により普段の生活が突然中断するという状況の中で、患者さんご本人やご家族は病気に関することだけではなく、社会的にも多くの対処を強いられ身体的にも精神的にも強いストレスに晒されます。したがって、一日も早く身体的精神的障害程度を最小限に回復できるよう、治療環境を調整し日常生活の援助を通して、多職種と連携をとりながら看護を行います。

緩和ケア認定看護師

 緩和ケア認定看護師は1998年に認定看護師分野として特定されました。
緩和ケア認定看護師は、がん患者や命を脅かす疾患と診断された患者・家族に対し、早期より身体的、心理的、社会的、スピリチュアルな問題に対しサポートを行っています。
治療に対する不安の軽減や意思決定支援、症状に対する苦痛の軽減とケア、セクシャリティ・ボディーイメージに対するケア、再発・転移に対するケア、がん・非がん患者の終末期に対するケアについて、部署を問わす介入させていただき、緩和ケアに関する専門的なケアの提供と患者・家族、相談や教育・指導を行っています。また、医療スタッフの相談やケアに関して、実践できる研修会などを企画し、病院全体の緩和ケアに関する知識の向上とケアの向上につとめられるよう活動しています。どうぞお気軽にご相談ください。

がん化学療法看護認定看護師

 がんに罹患した患者さんは、身体・精神面ともに様々な苦痛を抱えています。抗がん剤治療によりもたらされる副作用もまた少なからず生活に影響を及ぼします。患者さんとそのご家族が抱く苦痛が少しでも緩和され、治療を受けながら安全にその人らしく過ごせるよう看護援助させていただいています。特にセルフケア支援、治療選択における意思決定支援を行う場面においては、日常生活が根底のあることを前提に、寄り添い共に考えることを心掛けています。
そして、化学療法を受けている患者さんと関わりながら抗がん剤を取り扱う看護師自身も、安心して自信をもって患者ケアや抗がん剤の管理ができるよう意識してスタッフ指導や教育を行い、ロールモデルとなるよう活動しています。

感染管理認定看護師

 準備中

糖尿病看護認定看護師

 血糖コントロールや合併症の予防、そして健常人と同じ寿命を全うすることが、糖尿病治療の最終目標と言われています。それとともに、患者さん一人一人が大切にしている価値観や大切にしていることにも注目し、患者さんとともによりよい療養方法を一緒に見つけていけるようお手伝いをしたいと考えています。そのために、糖尿病支援外来やフットケア外来、糖尿病教室などの患者支援を行っています。また、糖尿病の啓蒙活動として毎年11月の糖尿病週間・世界糖尿病デーには市民公開セミナーやブルーライトアップも行っています。
治療を行う主体は患者さん、いわば運転手です。私たちスタッフはそのナビゲーターの役割を担っています。最終的に進む道を選ぶのは患者さんですが、私たちスタッフはより安全に安心できる道を選ぶ方法をお知らせし、どの道を進む方がいいのかを一緒に考え探していけるようにサポートしていきたいと思います

新生児集中ケア認定看護師

 新生児集中ケア認定看護師は、急性期かつ重篤な状態にある新生児において、個別的なケアの計画・実施・評価を行うこと、また、新生児集中ケア領域の実践に関する指導・相談を行う役割があります。
新生児は言葉を発しないという大きな特徴がありますが、言葉以外の方法で色々な表現をしています。看護師は、新生児の表現を正確に捉え(観察)、表現に合わせて看護し(実践)、新生児の反応から、行った看護を客観的に評価することを求められています。また、新生児の養育者である両親を中心にした家族へのケアも大変重要になります。そのため、入院した新生児、家族にとって、個別性のある最善のケアを目指し日々のケアを行っています。

手術看護認定看護師

 手術を受ける患者さんやご家族の思いに寄り添える暖かい手術看護を心がけています。
また、手術をスムーズに遂行し、二次的合併症の予防、早期回復を実現するための医療・看護が提供できるよう、病棟、重症部門、外来と連携し周手術期における継続看護を実践しています。

乳がん看護認定看護師

 乳がんに罹患する患者さんは年々増加しています。
乳がん看護認定看護師は、乳がんに罹患した患者さんやご家族の治療に伴う身体的・心理的・社会的サポートを行う認定看護師です。乳がん患者さんやご家族は、告知から治療の過程で様々な問題や困難に直面する事があります。その中で、患者さんやご家族に寄り添い、共に考え、その方らしい療養生活が送れるよう援助します。時に多職種と協働しチーム医療を行い、看護支援を展開します。また、乳がん看護に対する質の向上・維持を目指し、スタッフへの教育、指導、相談を行っています。乳がんに関する事なら、お気軽にご相談下さい。

小児救急看護認定看護師

 主に小児の外来・救急外来で勤務をしています。外来受診する子どもと家族への看護を行っています。子どもの成長発達を踏まえ、安全で安心して過ごすことが出来るよう、家族を含め、多職種と連携しながら子どもとその家族にとって最善のケアの提供を目指します。
また、救急で運ばれてくる成人患者さんのお子様への対応も、救急科スタッフと連携しながら行っています。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

 脳卒中は突然に発症し、手足の麻痺や、意識障害、言語障害などさまざまな症状を呈する疾患です。これらは発症早期から廃用症候群の予防や機能回復を目的としてリハスタッフと協働しながらリハビリを行なっていくことが必要となります。急性期の全身管理を行いながら、患者さんと家族が障害を受容できるよう援助していきます。そして生命の危機を乗り越え、その人らしい今後の生活を再構築するために患者さんとご家族の希望を聞きながら、入院直後から多職種と連携して支援していきます。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

 私達、慢性呼吸器疾患看護認定看護師は長期的に呼吸機能に障害がある人々やその家族を対象に看護を行います。主に慢性気管支炎や肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎、気管支喘息などの疾患を始め、在宅において酸素療法や人工呼吸器療法を施行している方々をサポートしています。
慢性呼吸器疾患の方々は呼吸が苦しいという症状を日々の日常で体験し続けなければならず、病との折り合いをつけながら人生の最期まで懸命に生きています。
このような慢性呼吸器疾患の方々に対し、呼吸器ケア看護外来を行っており、病棟・外来から地域での療養を継続してサポートできるよう、他職種と連携をとり日々のケアを行っております。患者さんやそのご家族がご自身を大切に思い、その人らしく生きていく支援ができるよう、大切にされている価値観を尊重した看護を心がけています。