津島先生は、かつての大学の激動の時代(1960年代)から今日まで、新井賢一氏、松岡瑠美子氏等の先生方を育て又後見人としての役割を果たされた先生である。先生のこのような人生の中で、教育と学問に対して、どのような哲学と志で来られたか、考えを述べられた。特に、ヘモグロビンは、津島先生にとって、生化学に対するロマンをかき立てられる対象であり、いかにサイエンスに対する情熱が鼓舞されたか話された。