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第40回 2009年8月28日(金) 午後5:30より
「リンパ循環系へのアプローチ:形態学の立場から」
江崎太一先生
東京女子医科大学 医学部 解剖学・発生生物学講座 主任教授
形態学の観点から、リンパ管系を中心に血管系までをも含めた微小循環系の研究を行っている。リンパ管の微細分布を把握し、機能特異性を解明するため、ラット抗マウスリンパ管抗体LA102を開発した。また、このリンパ管特異的な抗体と、血管のみを認識するトマトレクチンの使用により微小循環系を立体的に観察できる3Dイメージング法を開発し、今後も個々の微小循環系の機能の解明、ネットワークの把握に取り組んでいく。血管系を上水道、リンパ管系を下水道と表わし、微小循環系研究の重要性を示した。 IREIIMS セミナー
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第41回 2009年10月26日(月) 午後5:30より
「食と免疫」
南野昌信先生
株式会社ヤクルト本社 中央研究所 基礎研究一部 部長

腸管免疫は免疫防御と免疫寛容という、相反する働きを持つことが特徴である。腸管内に多数存在するリンパ球は、腸内細菌の定着に応答して活性化するものと、食餌成分の存在に応答して活性化するものの2種類のサブセットが存在している。腸内細菌がこれらの働きをコントロールしているのではないかという仮説を立て、マウスを使い研究を行っている。また、プロバイオティクスとビタミンを例に挙げ、食品成分が免疫に与える影響を説明した。

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