IREIIMS
活動履歴
    IREIIMS セミナー (つづき)
20/23
TOP BACK NEXT
第38回 2009年5月28日(木) 午後5:30より
「How pre-metastatic soil is prepared」
丸義朗先生
東京女子医科大学 医学部薬理学講座 主任教授
肝臓がんは肺に転移しやすいとされており、がん細胞が出すTNFαやVEGF、TGFβが血液を通じて様々な臓器に送り出されると肺の細胞が反応し、S100A8やSAA3を出します。これを炎症と判断することでマクロファージが肺に集まり、NFκBを放出することで情報伝達系を通して癌細胞の増殖が起こります。マウスに癌を移植し、SAA3の抗体を与えると転移が抑制されることを確認し、今後臨床への応用が期待されています。 IREIIMS セミナー
拡大画像
第39回 2009年6月22日(月) 午後5:30より
「癌と老化は両刃の剣」
山田 修先生
東京女子医科大学 国際統合医科学インスティテュート 特任准教授

染色体末端にあるテロメアは、DNAの繰り返し配列から成る構造で、細胞分裂を繰り返すことで短くなりますが、テロメア伸長酵素で補われ、修復されます。テロメア短縮は、細胞は分裂を止めて癌化を抑制しますが、同時に細胞は老化します。講師は世界で最初に白血病でのテロメアの変化を発見されましたが、以降テロメア、テロメア伸長酵素テロメレースに関する様々な研究を続けて、癌治療への応用も試みて来られました。

IREIIMS セミナー
拡大画像

TOP BACK NEXT
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

 

  Copyright © 2005 IREIIMS. All Rights Reserved.