TUBERO機構長としての5年間について、目指したこと、達成出来たこと、出来なかったこと、プロジェクトの継続性を如何に担保したかなどを、実践した過程に即した具体的事例を含めご説明頂いた。東北大学は開学以来医工学連携の伝統が有り日本の第一線医療、そして、世界の第一線の科学技術を誇っている。公募により選出した23のタスクを毎月のプログレスリポート、年度レビューを通し確実に成果を挙げるようフォローしていった。患者、M.D.、Ph.D.が三位一体となりプロジェクトを進めたTUBEROはイノベーションを可能ならしめる「術」を会得した「Black Belt」研究者を輩出した。そのような研究者が組織改革の結果スタートした大学院医工学研究科、未来医工学治療開発センターなど新組織でTUBEROの成果の継続性を担保し発展させてゆくことになる。 |
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