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第22回 2007年 10月22日(月) 午後5:30より
「漢方医学における未病概念と現代的意義」
佐藤 弘先生
東京女子医科大学付属東洋医学研究所所長
未病とは何か?これは病気ではないが、健康でもない状態。自覚症状はあるが検査結果に異常がない場合と、自覚症状はないが検査結果に異常がある場合に大別される。佐藤教授は未病の概念を1) 養生・セルフコントロール、2) 早期発見・早期治療、3) 病的部分が未病部分への病の波及防止と説明され、病気にならないために最も重要ことは患者の気持ちの問題であると話された。未病の臨床応用など今後の課題についても話された。(プロジェクト5 市川晴葉) IREIIMS セミナー
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第23回 2007年 12月14日(木) 午後5:30より
「1型糖尿病:T細胞による自己免疫疾患」
金川 修身先生
独立行政法人 理化学研究所 横浜研究所 免疫・アレルギー科学総合センター 自己免疫制御研究グループ グループディレクター
1型糖尿病は、自己の膵臓のランゲルハンス島β細胞がT細胞(自己反応性T細胞)によって破壊されることによって起こる自己免疫疾患である。これまでにヒトや動物モデルの1型糖尿病において主要組織適合性(MHC)抗原が最も重要な遺伝子因子であることが明らかにされ、また種々の因子により病気の発生が制御されていることも明らかにされてきた。
金川先生はこの講義で、@1型糖尿病の発生におけるMHC抗原の役割 Aある種のT細胞が1型糖尿病の発生を抑制するメカニズムの解明、ならびにこの種のT細胞の誘導により病気の発症を抑制する方法の開発 B移植可能なインスリン産生細胞株の樹立の試み等を話され、ご自分の研究を通じて1型糖尿病の対策の概観を話された。 (プロジェクト1 新井正一)
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