前立腺がんで発見されたLAPSER1遺伝子は、腫瘍抑制遺伝子と考えられるが、細胞内での機能は明確ではない。ラットのLAPSERを元に、抗体作製、過剰発現、ノックアウト等を通じて、有糸分裂時に中心体や中央体に局在し、同じく中心体に局在するp80kataninと共同して細胞分裂の制御を司る事を発見した。