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お知らせ
2025.07.31

【看護実践の導入3ヶ月研修を終えました】

入職後3ヶ月が経過し、各部署で受け持ち業務や夜勤も増え始めました。この機会に、日頃の看護実践の場面を振り返り、チームの一員としての自分の成長に気づき、1人1人が具体的な目標が持てることを目標に研修をおこないました。

冒頭、『看護専門職者としての役割と責務』を考えることができるように木所看護部長から講義がありました。

「看護師としての責任や役割を再認識できた」「看護師や助産師が国家資格である理由を考えながら、それに基づいた行動をとるべきだと学んだ」「責務の意味について改めて考える機会になった」「業務の一環でなく看護をおこなうことが大切だと学んだ」など、臨床での経験を踏まえながら自身の責務を考えることができました。

『バイタルサインの観察と解釈』では、田中猛小児救急認定看護師から、“基礎編”の講義をいただきました。「正常値であっても、その人の正常値とは限らないということがわかった」「患者のバイタルサインの値からアセスメントすることが必要であると学んだ」「モニターの鳴る理由を確認する必要があると思った」「正常値のみでなく、患者さんの普段の状態を把握し判断することが重要であると学んだ」など、講義を聞き、事例をグループで話し合うことで学びを深めました。

『患者を生活者として捉える』では、生活者としての患者のニーズを把握するための捉え方をグループで話し合いました。「グループワークをすることで、いつも自分がとっている情報以外にも必要な情報があることがわかった」「どのように情報収集していくのかがわかった」「何のためにその情報が必要なのか患者さんに説明することで、患者さんの安心につながることを学んだ」「看護師の役割である療養の世話をするためには、疾患だけでなく背景も知ることが重要であることを学ぶことができた」「ケア中にも何気なく情報収集するなど工夫できることを学んだ」など、4側面からのアセスメントや情報の必要性を考えることができました。

今回の研修のまとめでは、『3ヶ月間の自分の成長(変化)を振り返り、明日から実践する具体的な目標を表現できる』ように、グループでそれぞれ分かち合い発表しました。

「話し合うことで、自分が成長したことで悩みや今頑張っていることに気づくことができた」「スモールステップでできることを少しづつ増やせるように頑張っていく」「社会人として看護師として“そうれんほう”する」「やりたい看護に向かって勉強する」など、同期入職の仲間と一緒の研修で、お互いの成長に気づき、自分の目標を持ち帰ることができました。次回、2か月後の研修で集う時の成長(変化)が楽しみだと思える研修でした。

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