研究・教育・業績

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薬剤師教育・研修

薬剤業務、教育、研究を3本柱に、医薬品の安全管理と適正使用に全力を尽くす!

薬剤部員の資質向上、専門資格取得、保険薬局との連携などを目的に各種の勉強会を行っています。

  1. 部内専門領域勉強会
    がん専門領域グループ勉強会、糖尿病領域勉強会、褥瘡・輸液領域勉強会、精神科領域勉強会、感染制御領域勉強会、妊婦領域勉強会、漢方領域勉強会、救命救急・ICU領域勉強
  2. 海外研修
    2012年アイオワ大学研修報告:中村・野村 報告書へ(PDF)

    2013年アイオワ大学研修報告:髙橋副部長・外賀・大石 報告書へ(PDF)

学生実習(受入れ実績)

研修生区分 期間 受入人数(4月~翌年3月)
令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
(予定)
6年制病院実務実習 契約大学薬学部(5年生)          
  慶應大学薬学部 11週間 9 10 10 6
  星薬科大学 11週間 10 10 10 6
  東京薬科大学 11週間 5 8 6 3
  明治薬科大学 11週間 6 8 5 4

研究業績・学会発表

  

学術雑誌・著書・学会発表などの業績記録はこちらをご参照下さい。  業績参照

臨床研究

臨床研究データに関するお知らせ

東京女子医科大学病院薬剤部では現在、薬をより有効にかつより安全に使用するための方法を確立することを目的として、臨床研究の一環として皆様の診察時に得られる臨床検査値や血液中の薬物血中濃度の測定値などを使用した研究を行っています。

これら研究は、臨床研究に関する国内の関連法規に従って行われるものであり、東京女子医科大学倫理委員会によって実施についての承認を得て行われるものです。
研究における診療情報等の個人情報の取扱いは、匿名化処理を行い、患者さんに不利益が生じることのないよう安全管理措置を講じた上で取り扱います。これら研究によって得られた結果は、学会発表や論文として発表を行う場合がありますが、それら以外の目的で用いることはありません。

ご自身の診療情報等の使用にご同意いただけない場合や、研究内容の詳細についてお知りになりたい方は、該当の情報公開文書内の問い合わせ担当者までお申し出ください。また、その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

臨床研究に関する情報公開
課題名
難治性頭痛を有する虚血発症型もやもや病患者におけるアスピリンの有効性に関連する要因の検討 詳細(PDF)へ
臨床研究の体制について

ドライラボ(データ解析)は、Society of Clinical Pharmacometrics Reseach(SCPMR)を設置し、実際の研究テーマや講義を通じて、研究倫理、生物統計、研究デザイン、Clinical Pharmacometricsを学び、研究を進めています。

実験を伴う研究も行いますが、高度な技術導入は、医学部・薬学部等の研究室と連携して進めてゆきます。

がん医療薬学研究会との連携:薬剤部が推進する、“がん医療薬学研究会”を発展させるため、ドライラボにおける研究手法の指導が必要です。必ずしもPharmacometricsの研究に携わる必要はありませんが、多くの部分が重複するため、ドライラボの部分についてはSCPMRでも包括して指導しています。

研究テーマについて:テーマは基本的に自由ですが、研究歴の少ない若手研究者には既に実施している研究テーマを準備しています。

Q.Pharmacometricsとは?
従来から実施されているPharmacokinetics、Population Pharmacokinetics、Pharmacodynamicsのみならず、Modeling&Simulationにより、更に多くの領域の薬理学的現象を定量的に評価する概念です。例えば、リネゾリドを投与すると血小板が減少していることが知られていますが、様々な要因を取り入れ血小板の減少を数式で表すことによって、「投与量や体重、肝機能・腎機能などに依存し、どの時点で何%低下する」という形で血小板の低下率を定量化・Model化することにより効果的な薬効評価を可能とします。
現在、医薬品の効果に病気の進行度が考慮されていることはあまりありませんが、今後、病気の進行を表すモデル(Disease Model)を考慮した薬剤の有効性・安全性評価や効果的な臨床試験・研究の達成などが求められています。
薬物動態解析が行える人は多くいますが、生物統計学や臨床試験のデザイン、薬理学的な背景を理解し、医薬品の有効性・安全性の評価を総合的に行えるPharmacometricianは少なく、FDAの臨床薬理部門は2020年までにPharmacometricianの育成や新たな疾患モデルの開発に取り組んでおり、世界的にも今後不可欠な研究分野となっています。

連絡先

〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1 Phone:代表03-3353-8111
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