頭痛外来

頭痛外来のご案内

頭痛の重みから解放され、軽やかな毎日へ

頭痛に悩まされ、日常生活の質(QOL)が低下している方は非常に多くいらっしゃいます。近年、片頭痛においてはCGRP製剤(注射薬)の登場により、治療は新たな時代を迎えました 。しかし、依然として頭痛に苦しむ方は多く、頭痛のみならず、以下のような複合的な不調を抱えているケースも少なくありません。

  • 頭痛に伴う悩み:めまい、吐き気、光や音への過敏
  • 全身の不調:胃腸が弱い、倦怠感、手足の冷え
  • メンタル・女性特有の悩み:抑うつ、不安感、月経に関連する体調不良

当院では、これまでの古医学書文献と最新の医学知識を融合させ、頭痛にとどまらない「心身全体のQOL向上」を二人三脚で目指します。


当院の特徴

1. 「数値」で変化を実感する診療

より適切な診療を行うため、WEB問診を活用して頭痛の頻度や程度、随伴症状を詳しく伺います 。加えて頭痛の評価スケール(HIT-6)と頭痛の支障度(MIDAS)を併用し症状を客観的に把握することで、治療による改善のプロセスを患者様と共有し、納得感のある診療を進めます。

2. 漢方による多角的なアプローチ

頭痛は漢方薬が比較的反応しやすい領域であり、頭痛の大幅な軽減とともに、他の不調も併せて改善することが珍しくありません 。

煎じ薬への対応:医療用エキス剤だけでなく、より細やかな調整が可能な「煎じ薬(生薬をご自宅で煎じて服用するもの)」にも対応しています 。

3.西洋医学とのハイブリッド治療

漢方薬を中心として、現代医学の利点も積極的に取り入れます。

  • 現代医薬の併用:トリプタン系製剤や、最新のCGRP注射製剤(ガルカネツマブ)などを漢方薬と組み合わせて使用することも可能です 。
  • 適切な医療連携:診察の結果、現代医学的な精密検査や専門的治療を優先すべきと判断した場合は、速やかに女子医大本院などの関連施設や他の医療機関をご紹介いたします 。

診療の流れ

  1. 事前準備(WEB問診):来院前にWEB問診を入力いただき、睡眠や他の不調の頻度・程度を伺います(再診時も毎回伺います)。
  2. 初診・検査:来院後、HIT-6、MIDASで重症度、支障度を確認し、診察を経て最適な漢方薬を処方します。
  3. 再診(約2週間後):お薬との相性や副作用の有無を確認します。
  4. 効果判定(約4〜6週間後):再度HIT-6を記入いただき、治療の効果を詳しく判定します。
  5. 継続的な調整:以後、月1回を目安に通院いただき、その時々の状態に合わせて処方を微調整し、着実な改善を目指します。

メッセージ

頭痛は「いつものことだから」と我慢してしまいがちですが、適切に対処することで、日々の暮らしはずっと楽になります。 一人で抱え込まず、まずは一度当院にご相談ください。あなたの痛みに寄り添い、健やかな毎日を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。

統括担当医師 河尻澄宏