教授・診療部長(代行)挨拶
「至誠と愛」を胸に、新生・脳神経外科学講座の新たな一歩 2026年4月1日より、東京女子医科大学病院の診療連携担当副病院長を拝命し、脳神経外科学講座の診療部長を代行兼任させて頂くこととなりました。
まず、これまで本学が経験してまいりました様々な事象により、患者さんやご家族の皆さまに多大なるご不安をお掛けしましたことを、一職員として深くお詫び申し上げます。しかし、現場には「至誠と愛」の精神を指針とし、患者さんに精一杯の笑顔で寄り添い続ける最高の仲間たちがいます。私たちは今、その誇りを胸に「新生・脳神経外科学講座」として、新たな歩みを始めました。
50年の伝統と、時代に応える「5つの専門基幹分野」
先代の教授陣と同門の諸先生方が築き上げた50余年の伝統を礎に、私たちは現代の患者さんのニーズに即した「より高度、より低侵襲、より確実な専門治療の提供」を実装するため、これまでの講座体制を「一講座一分野制」からを以下の5つの専門基幹分野へと独立進化させました。これは他学に類を見ない、本学主導の大改革となります。
1. 脳神経外科学基幹分野: 一般脳神経外科診療治療は元より、全国トップレベルの血管障害手術・小児脳外科を担う基盤的分野。
2. 脳血管内治療学分野: 脳卒中などの神経救急に対するカテーテルによる最先端低侵襲血管障害治療。
3. 悪性脳腫瘍外科学分野: インテリジェント手術室『Hyper SCOT』を駆使した精密な手術や、悪性再発腫瘍に特化した定位放射線治療(ガンマナイフ)。
4. 頭蓋底外科学分野: 頭蓋底髄膜腫・聴神経腫瘍・間脳下垂体腫瘍などに対する高難易度手術や、定位放射線手術(ガンマナイフ・ZAP-Xなど)。
5. 定位機能脳神経外科学分野: パーキンソン病・ジストニア・難治性疼痛などへの機能外科手術。三叉神経痛に対する定位放射線手術(ガンマナイフ)。遺伝子治療による次世代のニューロサイエンス。
新生「脳神経研究センター」の開設と、医療の最適化
さらに本年初夏の時期を目途に、脳神経外科・脳神経内科・及び関連他診療科による、垣根を超えた横断的診療体制「脳神経研究センター」が開設されます。診療・研究・教育・医療安全を網羅した新たな機能的組織の誕生により、医療者間の積極的交流とモチベーションを最大限に高めてまいります。そして、患者さんに「今、最も必要な医療」を迅速かつ確実に届けられるよう尽力して参ります(詳細に関しては、センター開設後HPにて報告させて頂きます)。
私たちの誓い
私たちの目標はシンプルです。
患者さんにとって、「どこよりも頼れる場所」であり続けること。
そして、ここで働く医療従事者が「心・技・体」を磨き、自らの仕事に誇りを持てる場所であることです。
東京女子医科大学を世界に誇れる病院にするべく、医局員・職員一丸となって邁進してまいります。新しく生まれ変わる私たちの挑戦に、どうぞご期待ください。
東京女子医科大学病院 副病院長
脳神経外科学講座 教授・診療部長(代行) 林 基弘
講座紹介













